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平成30年県民健康・栄養実態調査の結果をお知らせします。
調査の概要
- 目的
県民の生活習慣の状況を把握し、県民の健康増進の総合的な推進を図るために必要な基礎資料を得ることを目的とする。 - 対象及び方法
県内に居住する20歳以上の男女3,000人 - 調査期間
平成30年11月~12月
結果の概要
1 朝食の摂取状況
朝食をほとんど毎日食べる者の割合は、男性85.7%、女性89.4%であった。ほとんど毎日食べない者の割合は、男性で30歳代、女性で20歳代が最も多い。
2 食生活の状況
主食、主菜、副菜のそろった食事を「ほとんど毎日」とる者の割合は、男性55.5%、女性57.8%であった。年代別では、男性で20歳代、女性で30歳代が最も低い。
減塩に取り組んでいる者の割合は、男性56.9%、女性74.5%であり、どの年代でも男性に比べ女性の割合が高い。
3 非常用食料の備蓄状況
災害時に備えて非常用食料を用意している者の割合は、男性31.3%、女性37.4%であり、20~30歳代では、女性より男子の割合が高く、40歳代以降は男性より女性の割合が高い。
4 飲酒の状況
飲酒習慣のある者の割合は、男性41.5%、女性7.9%であった。
生活習慣病のリスクを高める量の飲酒をしている者の割合は、男性17.3%、女性8.2%であり、全国値(男性15.0%、女性8.7%(平成30年))と比較すると女性で高い傾向にあった。
5 食育の状況
「食育に関心がある」又は「どちらかといえば関心がある」と回答した者の割合は、男性58.9%、女性80.5%であり、女性で高い。
6 咀しゃくの状況
1口30回よくかんで食べるように意識している者の割合は20.2%であり、30~40歳代でその割合が低い。
7 歯の健康に関する状況
過去1年間に歯科健診を受けた者の割合は56.9%であり、全ての年代で女性の割合が高い。経年的には増加傾向である。
歯間部清掃用器具を使用している者の割合は、男性39.2%、女性56.2%であり、全ての年代で女性の使用率が高い。経年的には増加傾向である。
8 運動の状況
運動習慣のある者の割合は男性27.2%、女性22.8%であり、年齢別でみると、男性は30歳代、女性は20歳代でその割合が最も低い。
9 喫煙の状況
現在習慣的に喫煙している者の割合は、男性28.8%、女性7.7%であり、男女ともに40歳代で最も高い。
10 たばこが健康に与える影響に関する知識、受動喫煙の状況
喫煙が及ぼす健康影響として、肺がん、妊婦への影響について知っている者の割合が高く、約9割であった。
この1か月の間に、他人が吸っていたたばこの煙を吸う機会があった者の割合は、職場で32.2%と最も高い。
11 休養の状況
睡眠について、十分に眠っている(短時間でも熟睡できる)者の割合は男性64.0%、女性55.7%であり、男性は40歳代、女性では50歳代で最も低い。
自分のために使える時間をもてる者の割合は、男性49.5%、女性43.0%であり、男性は30歳代、女性は40歳代で最も低い。
12 がん検診の受診状況
過去1年間にがん検診を受けた人の割合は、男女とも肺がん検診が最も高く、40歳以上男性が69.1%、同女性が60.7%であった。
調査報告書
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