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令和2年県民健康・栄養実態調査の結果をお知らせします

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0433773 更新日:2021年12月1日更新

調査の概要

  1. 目的
     県民の生活習慣の状況を把握し、県民の健康増進の総合的な推進を図るために必要な基礎資料を得ることを目的とする。
  2. 対象及び方法
     県内に居住する20歳以上の男女3,000人
  3. 調査期間
     令和2年11月

結果の概要

1 健康づくりの意識

 普段、健康だと感じている人(「良い」と「まあ良い」の合計)の割合は男性が39.9%、女性が47.2%となっている。
 普段から健康に気を付けるように意識している人(「健康のために積極的に行っていることや、特に注意を払っていることがある」「健康のために生活習慣には気をつけるようにしている」の合計)の割合は、男性で45.2%、女性では47.2%であった。

2 朝食の摂取状況

 朝食を「ほとんど毎日食べる」人の割合は、男性が78.9%、女性が85.6%であった。
 一方、「ほとんど食べない」人の割合は、男性が12.3%、女性が7.8%であった。年齢階級別にみると、男性では30歳代(24.8%)、女性では20歳代(17.5%)が最も高くなっている。

3 食生活の状況

 主食、主菜、副菜のそろった食事を「ほとんど毎日」とる人の割合は、男性が50.2%、女性が58.6%であった。年齢階級別にみると、男性(60.7%)、女性(66.8%)とも70歳代以上の割合が最も高くなっている。
 主食、主菜、副菜のそろった食事を意識している人(「心がけている」と「どちらかといえば心がけている」の合計)の割合は、男性が65.9%、女性が83.3%であった。
 減塩に取り組んでいる人(「積極的に取り組んでいる」と「少し取り組んでいる」の合計)の割合は、男性が54.6%、女性が69.3%であった。

4 非常用食料の備蓄状況

 災害時に備えて非常用食料を用意している人の割合は、男性が36.4%、女性が44.3%であった。
 年齢階級別にみると、40歳代、50歳代、60歳代で女性の割合が男性と比べて特に高くなっている。

5 飲酒の状況

 ※令和4月5日2日 訂正

 飲酒習慣のある人の割合は、男性が38.3%、女性が9.8%であった。
 生活習慣病のリスクを高める飲酒をしている人の割合は、男性が18.8%、女性が10.1%であった。

6 食育の状況

 食育に関心がある人(「関心がある」と「どちらかといえば関心がある」の合計)の割合は、男性が54.3%、女性が74.0%であった。
※食育:『「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な生活を実践することができる人間を育てる』こと。
 家族そろって食事を楽しむ人の割合は、男性が73.9%、女性が82.2%であった。年齢階級別にみると、30歳代、40歳代、60歳代で女性の割合が男性と比べて特に高くなっている。

7 ゆっくりよく噛んだ食事

 ふだんゆっくりよく噛んで食べている人(「ゆっくりよく噛んで食べている」と「どちらかといえばゆっくりよく噛んで食べている」の合計)の割合は、男性が40.9%、女性が49.7%であった。

8  歯の健康に関する状況

 過去1年間に歯科検診を受けた人の割合は、男性が50.7%、女性が58.4%であった。年齢階級別にみると、20歳代と30歳代で女性の割合が男性と比べて特に高くなっている。
 定期的に歯科医院に行っている人の割合は、男性が24.5%、女性が33.9%であった。
 歯間部清掃用器具を使用している人の割合は、男性が40.4%、女性が61.3%であった。年齢階級別にみると、すべての年代で女性の割合が高くなっている。

9 運動・身体活動の状況

 運動習慣のある人の割合は、男性が25.2%、女性が19.4%であった。年齢階級別にみると、20~40歳代、60歳代、70歳代以上で男性の割合が女性と比べて高くなっている。
 運動を実施している目的(複数回答)は、「健康のために」の割合が男性67.1%、女性70.3%とも最も高くなっている。
 運動を実施していない理由(複数回答)は、「仕事や家事が忙しいから」の割合が男性36.9%、女性49.6%とも最も高くなっている。

10 喫煙の状況

 現在習慣的に喫煙している人の割合は、男性が26.9%、女性が8.0%であった。性別でみると、男性は50歳代の割合が最も高く、女性は40歳代が最も高くなっている。
 現在習慣的に喫煙している人が使用しているたばこ製品の組合わせの割合は、男性(73.4%)、女性(55.3%)ともに、「紙巻たばこのみ」が最も高くなっている。

11 たばこが健康に与える影響についての知識、受動喫煙の状況

 喫煙が及ぼす健康への影響として、「肺がん」93.2%、「妊婦への影響」87.1%について知っている人の割合が9割前後で特に高くなっている。
 この1か月間の間に、他人が吸っていたたばこの煙を吸う機会があった人の割合は、「職場」が25.1%で最も高くなっている。

12 がん検診の受診状況

 過去1年間にがん検診を受けた人の割合は、男性では「胃がん検診」が63.3%、「肺がん検診」が67.0%、「大腸がん検診」が58.9%であった。女性では「胃がん検診」が52.1%、「肺がん検診」が58.9%、「大腸がん検診」が53.4%であった。
 過去2年間にがん検診を受けた人の割合は、男性では「胃がん検診」が67.2%、女性では「胃がん検診」が57.0%、「子宮がん検診」が51.8%、「乳がん検診」が45.5%となっている。

調査報告書

令和2年県民健康・栄養実態調査報告書 [PDFファイル/3.7MB]

【正誤表】

(28ページ)用意している非常用食料の種類 [PDFファイル/566KB]

(53ページ)◆第11表の2◆ 非常用食料の種類 [PDFファイル/277KB]

 [ 令和4年5月2日追加 ]

(29ページ) 5 飲酒の状況 [PDFファイル/198KB]

(55ページ)◆第12表の3◆飲酒習慣、◆第12表の4◆生活習慣病のリスクを高める量の飲酒 [PDFファイル/105KB]

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