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【上越動管】適正飼育について~人と動物が気持ちよく暮らすためには~

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0046308 更新日:2021年2月19日更新

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 犬やねこなどのペットとともに暮らす生活は、飼い主に様々な喜びや楽しみを与えてくれます。しかし、ペットといえども1つの大切な命であり飼い主には命を育ててゆく責任が求められます。また、住宅街などでの動物の飼育には、特に周辺への配慮も必要です。
 動物が好きな人も苦手な人も、そしてなによりも飼われている動物たちが気持ちよく暮らしていくために、いくつかの大切なポイントをまとめてみました。

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放し飼いはやめましょう!

犬の場合

 広いところで放して思いっきり運動させることは、犬にとっても気持ちの良いことかもしれません。
 しかし、法律で犬の放し飼いは禁じられていることはもちろん、咬傷事故などにより人に危害を加えてしまったり、逆に犬が事故に遭うこともあります。最近では訴訟問題に発展し、損害賠償を請求されるケースもあるそうです。
 人や犬の安全のためにも、放し飼いは絶対にやめましょう!

ねこの場合

 ひと昔前はねこが路地裏を歩き回り、天井裏や縁の下で身をひそめ、自由に家の中と外を出入りしているのが当たり前でした。
 しかし県内でも都市化が進み、最近はねずみ取りの目的でねこを飼う方も少なくなってきたようです。特に住宅地ではねこを外に出さずに室内のみで飼う方が増えているようです。室内飼育が増えている要因として特に次のようなことが挙げられます。

  • 交通事故に遭わない
  • ふん尿や鳴き声で近所迷惑になることがない
  • ねこが病気にかかりにくくなり長生きする

 「外に出してあげないとかわいそう」と思う方もいると思いますが、ねこは狭いところでも自分の場所があれば快適に生きていける動物です。
 人やねこの快適な生活ためにも、「完全室内飼育」をおすすめします。

不妊・去勢手術をしましょう!

 「手術をするのはかわいそう」、「自然の本能を奪いたくない」などの意見もあるようですが、現実的には不妊・去勢手術をしたほうが飼い主も動物もストレスが少なく暮らせます。
 特にねこでは産まれた子ねこの貰い手がなく当センターに引き取りに出されるケースも少なくありません。
 引き取った子ねこは最大限譲渡をしていますが、処分される場合もあります。かわいそうだからといって責任の持てない命の繁殖を許すことは何の罪もない命を奪うことと同じことなのです。
 不妊・去勢手術を行うと発情しなくなり、子供が産まれないことはもちろん、大声で鳴いたりオスのスプレー(マーキング)行動を抑えることもできます。また犬やねこ、オスやメスに関わらず生殖器の病気を未然に防ぐことにもつながります。人と動物の快適な暮らしのため、処分されていく小さな命を少しでも減らすためにも、不妊・去勢手術をしましょう。

所有者がわかるように首輪や迷子札を付けましょう!

犬の場合

 犬は散歩に行くので大部分は首輪をしています。しかし当センターで収容する犬のほとんどは鑑札(登録時のみ交付)や注射済票(狂犬病予防注射後に毎年度交付)が付けてありません。法律により義務づけられていることはもちろん、なによりも迷子になったとき、所有者がわかる鑑札や注射済票が付いていれば速やかに飼い主に返還できます。必ず鑑札と注射済票を付けましょう!

ねこの場合

 当センターでは交通事故などに遭ったねこを保護していますが、飼い主が分からないまま死亡してしまうケースも少なくありません。「もしものため」にも迷子札を付けて飼い主や連絡先がわかるようにしておきましょう!

最後まで飼いましょう!

 動物も飼い主にかわいがってもらおうと精一杯生きています。動物を飼い始める前に、必ず最後まで飼い続けることができるかどうかをご家族みなさんで考えましょう。
 やむを得ない事情で動物を手放さなければならなくなった時は、出来るだけご自分で新しい飼い主をさがしましょう。

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