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新潟県の気候変動・適応

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0421865 更新日:2021年9月10日更新

「新潟県気候変動適応計画」では、新潟県で気候変動の影響が特に大きいと考えられ、早急に対応が必要な項目として、

水稲(主食用米)

水害(洪水・内水)

雪害

暑熱(熱中症等)

の4つを挙げています。

気候変動の影響が特に大きい4項目

水稲(主食用米)

主食用米は新潟県の主要作物であり、夏場の高温など異常気象の際に被害が発生することがあること、また将来予測において品質の低下する地域が発生する可能性が報告されており、異常気象への対策が重要な課題です。

適応策の例

夏場の高温に強い新品種 新之助 

夏場の高温に強い新品種「新之助」<外部リンク>  

高温時の農作物管理情報

・異常気象時の対策を情報提供

水害(洪水・内水)

新潟県内では、これまでにも大雨に伴う甚大な被害が発生してきました。近年、短時間強雨の発生回数は過去に比べて増加しており、全国の将来予測では、降雨量の増加やそれに伴う河川流量の増加、さらには洪水発生のリスクが高まると示唆されています。

適応策の例

新潟県防災ナビはこちらから    

 新潟県土木防災情報システム 

新潟県防災ナビ や 新潟県土木防災情報システム などを避難行動に活用

・河川改修・砂防事業により、洪水や土砂災害の被害を軽減

雪害

降雪量は全体として減少することが予測されている一方で、既に新潟県内では、今世紀に入って日降雪量の多い日が増えていることを示す観測結果があります。また今後、雪が雨として降ることが多くなり、湿った重い雪による建物・設備等の被害や水と積雪が複合化した災害が懸念されます。

適応策の例

雪おろシグナル

・「雪おろシグナル」を早めの雪下ろしに活用

除雪車

・道路交通や電力・通信の確保

暑熱(熱中症等)

近年、新潟県内でも多くの熱中症による搬送者や死亡者が出ており、将来予測ではいずれもリスクの増加が報告されています。また、将来、都市化によるヒートアイランド現象に気候変動による気温上昇が重なることで、都市域では大幅に気温が上昇することが懸念されます。

適応策の例

環境省 熱中症予防サイト

 熱中症情報アラート<外部リンク> 

環境省熱中症予防サイト<外部リンク> や 熱中症警戒アラート<外部リンク>などによる注意喚起

熱中症予防の情報提供

・熱中症予防についての注意点等の周知

 


これ以外の分野でも、気候変動による新潟県への影響が想定されており、様々な適応策があります。

より詳しい情報は、新潟県気候変動適応計画のページを御覧ください。

 

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