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内野小学校環境学習会

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0044694 更新日:2019年3月29日更新

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内野小学校環境学習会(空気のよごれを調べてみよう)

  1. 実施日
     平成18年6月28日(木曜日)9時35分~12時20分
  2. 実施場所
     新潟市立内野小学校
  3. 概要
     大気汚染の簡単な測定実験を体験することで、私たちの住んでいる身近な大気環境について考え、さらに地球環境問題についても関心を高めてもらおうと、内野小学校の4年生(108人)を対象に、環境学習会(大気中の二酸化窒素の測定)を実施しました。
  4. 事前準備
    1. 大気の汚れのひとつに「窒素酸化物」があることを事前学習する。
    2. 窒素酸化物の捕集管を設置・回収する。
      1. 子供達に捕集管を渡し、子供達自身が選んだ調査地点(合計48地点)に設置する。
      2. 捕集管のふたを開け、地上1mくらいの高さに逆さまに吊るす。
      3. 24時間後に再びふたを閉めて回収する。
  5. 環境学習会
    1. 導入
      1. 研究所の紹介
      2. 環境学習会の進め方
      3. 大気汚染の話(大気汚染物質、人や環境への影響、発生源、監視調査)
      4. 環境学習会で使用した二酸化窒素調査法について(特徴、調査機材の作製方法等)
      5. 実験手順の説明(実験の手順、結果のまとめ方)
    2. 実験
      1. 試料の発色
        • 捕集管のふたを開け、発色液(ザルツマン試薬)5mlを入れてふたをする。
        • 手で捕集管を振る。(5~7分程度で十分発色する)
      2. 着色状況の確認
         捕集管の底からまたは白い紙をあてて着色状況を確認する。
      3. 吸光度測定
         分光光度計を用いて吸光度を測定し、窒素酸化物濃度を算定する。
      4. 結果の記録
        • 分析結果を記録表に記入する。
        • 調査地点と分析結果を地図上に記入する。
    3. まとめ
      1. 内野地域における大気環境の調査結果の発表及び講評
         新潟市の常時監視結果と比較して評価する。
      2. 広域的(地球的)な大気環境問題への導入
        • 窒素酸化物は酸性雨の原因となる物質の一つである。
        • 化石燃料の燃焼が様々な大気環境汚染の原因となる。
        • 窒素酸化物による大気汚染は地域的な問題であると同時に、広域的な環境問題の面を持つ。

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