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Q11-1 東京電力が耐震工事で想定している1,000ガルは、実際にどのくらいの規模の地震に相当するのですか(マグニチュード、震度、発生確率など)
東京電力は次のように説明しています。
「1000ガルの揺れというのは、基準地震動の策定に先立ち、早期に耐震裕度の向上を図るために、中越沖地震で観測された1号機の原子炉建屋基礎版上での揺れを1.5倍程度上回るように設定したものである。このため、具体的にどのような規模の地震によって1000ガルの揺れになる、というような地震像はない。
1000ガルの揺れの確率については、直接評価をしたわけではないが、この1000ガルの揺れは、最大加速度値でみると、策定した基準地震動による原子炉建屋基礎版上の揺れを上回っており、基準地震動のレベルが1万年に1回~10万年に1回程度になっていることから類推すると、非常に低いものと考えられる。」