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平成16年7月新潟・福島豪雨から21年 - 過去の災害を知り、未来の災害へ備えましょう-
平成16年7月新潟・福島豪雨から21年が経過しました。あらためて平成16年7月豪雨がどのような災害であったかを知り、未来への備えについて考えましょう。
平成16年7月新潟・福島豪雨の概要
2004(平成16)年7月12日夜から、日本海から本県、福島県に停滞していた梅雨前線が活性化し、中越地方と福島県会津地方を豪雨が襲いました。特に13日朝から昼頃にかけては、中越地方で激しい雨が降ったため「7.13水害」とも呼ばれています。13日の1日当たりの降水量は栃尾市(現長岡市)で421mmに達し、三条市、長岡市、津川町などでそれまでの最大日降水量の記録を上回りました。梅雨前線の活動は14、15日にかけてやや穏やかになりましたが、16日から再び活発化。18日朝にかけて断続的に強い雨が降りました。豪雨の影響で五十嵐川など6河川、11箇所が破堤。泥流が市街地や農地、工場地帯に流れ込み、三条市、中之島町(現長岡市)、見附市などで約6,000㏊以上が浸水しました。避難者はピーク時で約18,700人に達し、孤立した住民がボートやヘリコプターで救出されましたが、高齢者が逃げ遅れて死亡するケースが多く、県内犠牲者15人のうち12人が70歳以上でした。
建物被害は全壊71棟、半壊5,657棟、一部損壊82棟。床上浸水1,882棟、床下浸水6,197棟。合計13,889棟。農作物被害は13,662㏊で被害総額は48億7,800万円。土石流は12箇所、地すべりは83箇所、崖崩れは246箇所で発生しました。
建物被害は全壊71棟、半壊5,657棟、一部損壊82棟。床上浸水1,882棟、床下浸水6,197棟。合計13,889棟。農作物被害は13,662㏊で被害総額は48億7,800万円。土石流は12箇所、地すべりは83箇所、崖崩れは246箇所で発生しました。
被害の詳細や当時の写真は、新潟県災害デジタルアーカイブからもご覧いただけます。
<新潟県災害デジタルアーカイブ - 新潟県ホームページ>
未来の災害への備えについて
水害は事前の準備と迅速な避難で備えることができます。
・お住まいの地域のハザードマップを確認し、早めの避難ができるよう避難の場所を決めておきましょう。
・食料・飲料水の備蓄に加え、携帯トイレや衛生用品なども避難の際に最低限の数量を持ち出せるよう準備しましょう。
・火災保険の自然災害特約や自動車損害保険の車両保険への加入も、被災後の生活再建に備える「自助」のひとつです。
自分自身と大切な人の命を守るために、未来の災害に向けて、できることから一歩ずつ備えていきましょう。
・お住まいの地域のハザードマップを確認し、早めの避難ができるよう避難の場所を決めておきましょう。
・食料・飲料水の備蓄に加え、携帯トイレや衛生用品なども避難の際に最低限の数量を持ち出せるよう準備しましょう。
・火災保険の自然災害特約や自動車損害保険の車両保険への加入も、被災後の生活再建に備える「自助」のひとつです。
自分自身と大切な人の命を守るために、未来の災害に向けて、できることから一歩ずつ備えていきましょう。
防災企画課では、防災意識啓発用のパンフレットも作成していますので、ご活用ください。
<防災に役立つ各種パンフレットを作成しています - 新潟県ホームページ>