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中越沖地震から18年 - 過去の災害を知り、未来の災害へ備えましょう-
中越沖地震から18年が経過しました。あらためて中越沖地震がどのような災害であったかを知り、未来への備えについて考えましょう。
中越沖地震の概要
2007(平成19)年7月16日午前10時13分、新潟県上中越沖を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生し、長岡市、柏崎市、刈羽村と長野県上水内郡飯綱町で最大震度6強を記録したほか、県内では上越市、小千谷市、出雲崎町で震度6弱の揺れが観測されました。本県で震度6弱以上の地震は、2004(平成16)年の中越大震災以来でした。
柏崎刈羽原子力発電所では設計時の想定を大きく超える揺れを観測し、運転・起動中の2、3、4、7号機は自動停止しましたが、3号機の所内変圧器で火災が起きるなどトラブルが起きました。
人的被害は死傷者が2,346人で、多くが柏崎市内でした。住宅被害では全壊1,331棟、半壊5,710棟でした。停電は8市村で約35,000戸、ガスの供給停止が約34,000戸、上下水道の断水は約59,000戸に及びました。
柏崎刈羽原子力発電所では設計時の想定を大きく超える揺れを観測し、運転・起動中の2、3、4、7号機は自動停止しましたが、3号機の所内変圧器で火災が起きるなどトラブルが起きました。
人的被害は死傷者が2,346人で、多くが柏崎市内でした。住宅被害では全壊1,331棟、半壊5,710棟でした。停電は8市村で約35,000戸、ガスの供給停止が約34,000戸、上下水道の断水は約59,000戸に及びました。
被害の詳細や当時の写真は、新潟県災害デジタルアーカイブからもご覧いただけます。
<新潟県災害デジタルアーカイブ - 新潟県ホームページ>
倒壊し、道路をふさいだ家屋の写真/写真提供:柏崎市 クリーンセンターかしわざきの煙突の破断と大きく陥没した道路/写真提供:柏崎市
未来の災害への備えについて
地震はいつどこで発生するかわかりません。だからこそ、日ごろからの備えが大切です。
基本的な備えとして、まずはお住まいの地域のハザードマップを確認し災害リスクを知ることが第一歩です。
次に、住まいの耐震化や家具の固定など、安全な住環境を整えましょう。
さらに、地震保険・共済への加入も、万が一に備える手段のひとつです。
また、食料・飲料水の備蓄に加え、携帯トイレや衛生用品など災害時に必要なものを準備しましょう。
自分自身と大切な人の命を守るために、未来の災害に向けて、できることから一歩ずつ備えていきましょう。
基本的な備えとして、まずはお住まいの地域のハザードマップを確認し災害リスクを知ることが第一歩です。
次に、住まいの耐震化や家具の固定など、安全な住環境を整えましょう。
さらに、地震保険・共済への加入も、万が一に備える手段のひとつです。
また、食料・飲料水の備蓄に加え、携帯トイレや衛生用品など災害時に必要なものを準備しましょう。
自分自身と大切な人の命を守るために、未来の災害に向けて、できることから一歩ずつ備えていきましょう。
防災企画課では、防災意識啓発用のパンフレットも作成していますので、ご活用ください。
<防災に役立つ各種パンフレットを作成しています - 新潟県ホームページ>