【新発田】チューリップ　～春を告げる花たち～

　新発田の大地に、静かに春の足音が響き始めています。
　新発田地域の旧紫雲寺町、旧中条町は、チューリップ球根の産地として知られていて、地域で生産した球根を使った、品質の高いチューリップ切り花の栽培も盛んです。

　ハウスでは、冷たい秋の空気の中、生産者の手で一つ一つ丁寧に球根が植えられます。こうして植えられた球根は、年末には切り花となり出荷され、街角や食卓に一足早い春の彩りを届けます。

　新発田地域のチューリップ切り花――それは、冬に咲く春の物語。
　チューリップが皆さんの心にも春を運びますように、生産者は心を込めて育てています。

　1球ずつ丁寧に植えられます。

1アール（100平方メートル）に約1万球が定植されます。