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スーパー等の店頭で、青梅や果実酒用ビンを見かける時季になりました。
日本酒仕込みの梅酒はよく見かけるけど、家で漬けるとしたら市販の日本酒の度数は低いなあ(※)と思い、インターネットで調べてみると…なんと!
果実酒用の日本酒が販売されているではありませんか。
※アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限るとされています。
詳細は【自家醸造】|国税庁 (nta.go.jp)<外部リンク>をご覧ください。
一升瓶…強者のプレゼンス!
梅を表す3つの丸がなんともかわいげです。
本当に20度以上ありました。
(余談ですが、日本酒はアルコール分が22度未満のものとされています。
というのも、原料のお米の発酵により得られるアルコール度数の上限は21度台だから、といった理由があるそうです。)
ここで味見をするつもりが、緊張でいっぱいだったため、味を見ず…。
私事ですが、今回が梅酒初挑戦になります。
しかし、お酒も梅もお砂糖も無駄にするわけにはいきません!
酒瓶についてきた作り方を熟読します。
材料は3つ、工程は4つ。
とてもお手軽そうに見えます!
日本酒自体に甘みがあるので、ホワイトリカーで漬ける時よりも砂糖の分量が半量ほど少ないですね。
初心者は失敗の少ない冷凍梅もおすすめ、という記事をインターネットで見かけたので、今回は冷凍梅を漬けこみます。
冷凍すると梅の細胞が壊れ、日本酒が入り込みやすくなり、熟成が早まります。
青梅ならば3か月のところ、1か月ほどで飲み頃に!
梅酒は晩夏の季語ですが、それまで待っていられない!という人には持ってこいですね。
さて、作り方はご覧になっていただいたとおり、一般的な梅酒と同じ工程になります。
ビンを洗い、アルコールで消毒し、よく乾燥させ、
ビンの中に梅と砂糖を入れ、
酒を注ぐ!
あっという間でした。少し揺すって、あとは様子を見つつ待つのみ…。
梅酒は、梅の下ごしらえがいちばん大変なのかもしれませんね…。
他にも何か漬けるかもしれないと、蓋にお酒の名前と日付を書いてみました。
今回は、南高梅を使用しましたが、新潟県特産の藤五郎梅でも作ってみたいところです。
さて、漬けこみが終わり、ホッと胸をなでおろしたところで…
そう、梅酒が飲みたくなりましたね。
社名にもなっている清酒、萬寿鏡(ますかがみ)をベースに梅を漬けて作った梅リキュールで、毎年6月頃に収穫された新梅を数か月間漬けこみ、年末近くに新酒ができあがるとのこと。
梅の実が入っているワンカップ梅酒にはなんとも言い難い魅力がありますね。
ストレートでいただきます!
日本酒のやわらかい甘みがおいしい…。ストレートでもくどくなく、スッキリと飲みやすいです。
自分で漬けた梅酒はどんな味になるのかな…と1か月後に思いを馳せたりいたしました。
…あっという間ですね!風情が少々足りません。
これからシーズン真っ盛りの梅。
自家製梅酒は、おうちでの暑気払いにぴったりですよ。
*次回更新は6月16日(金曜日)予定です。