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【ぽんしゅびより】『味の違いがわからない!』と思うあなたに(2)SAKETO 3spices mix

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0582659 更新日:2023年5月19日更新

ビギナーさん、いらっしゃい!

日本酒に関してビギナーが抱きがちな疑問・気持ちにスポットを当て、解決策や答えを探っていく、日本酒ビギナーによる日本酒ビギナーのための連載。

今回は引き続き『味の違いが分からない!』(2)。

 

ツールは『SAKETO 3spices mix』(笹祝酒造)!

(写真は後ほど。)

こちらは、日本酒用スパイスです。

 

スパイスと日本酒?

みなさんは「お屠蘇(とそ)」ってご存じですか?

お屠蘇は、正月に飲まれるお酒で、日本酒に本みりんを加え、桔梗や陳皮等を漬けて、無病息災を願っていただきます。

そういった昔からの文化をヒントに、このブレンドが出来上がったとのこと。

和・洋・中がコンセプトの3種類で、ティーバッグに入っており、ワンカップの場合は3分以上漬けると味わいが楽しめるそうです。

漬け時間はお好みと見かけたので、それぞれ異なる時間で漬けてみました。

 

使用するワンカップは以下のとおりです。

【和】【洋】​SASA・SUNDAY(笹祝酒造)

SASA・SUNDAY(笹祝酒造)

【中】高千代(高千代酒造)

(南魚沼でゲットしたワンカップだったのですが、漬ける前の写真を撮り損ねてしまいました。)

 

【和】昆布、ごぼう、梅しそのブレンド

和のスパイス

 

こちらは、15分漬けてみました。

15分後、見た目の変化はない。

変化はないように見えますが…いただきます!

 

ごぼうの存在感!!

外見は変わらないものの、思いのほか強い風味が出ていました。

新感覚の味わい。日本酒を飲んでいるのか、お食事をしているのか?

スパイス、恐るべしです。

鮭とばを浸しながら、ペロッといただきました。

 

【洋】シナモン、フェンネル、クローブのブレンド

洋のスパイス

 

こちらは、3分で漬けてみました。

先ほどより短時間なので、当然見た目に変わりはありません。

しかし、鼻を近づけてみれば、しっかりスパイスの香りがします。

そして、味はと言うと…シナモンが強く感じられました!

 

何と言いますか、確かに日本酒なのですが、フレーバーティー的な味わいです。

軽やかな風味に、つい、ぐびりぐびり…。飲みすぎ注意です。

 

【中】四川山椒、カルダモン、クコの実のブレンド

中のスパイス

 

ここまで見た目の変化がなかったため、思い切って冷蔵庫で数時間漬けてみたところ…

黄色く染まった日本酒

日本酒が黄色く染まりました!

短時間でもしっかり結果出してきたスパイスたちの風味が、視覚的にも訴えかけてきます。

プレッシャー!

一口飲みます。

 

カルダモンの香り!さすがスパイスの女王と言ったところですね。

中華スパイスとあるものの、カルダモンはスパイスカレーのイメージがあるので、同じアジアでも南寄りの味わいがしました!

山椒やクコの実を潰したら、また違う風味になりそうだと思い、試してみると味に更に深みが…。

それでも後味にはちゃんと、日本酒の存在を感じます。

体に良い異国の飲み物という感じで、あっという間にワンカップの半分まで飲んでしまいました。

 

 

スパイスの風味をメインにお届けしましたが、どのスパイスを使っても日本酒の味わいは消えることがなく、強い個性のかたまりであることを再認識しました。

ただ、スパイスによって飲み口はまるで変わるので、飲み慣れた日本酒や、苦手な味わいの日本酒に試したら、新しい出会いができるかもしれません。

漬ける時間によって味は変わりますので、じっくり飲むとその変化も楽しめそうです。

 

「次は何を飲もうかな。」という時などに、おうちのスパイスで”新規開拓”いかがでしょうか?

 

 

*次回更新は5月26日(金曜日)予定です。

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