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一斉田植えは、職員総出で毎年5月の中旬の水曜日と翌週の水曜日の2回行います。およそ60~70人の職員が朝から田んぼに集まり、育種科の職員から説明をうけたあと、夕方まで田植えを行います。
参加する職員は、この日の自分の担当業務は「お休み」して、イネの品種育成に協力してくれます。
今年は5月19日(1回目)に「生産力検定試験」のイネを植えました。
ドローンにより上空から撮影した田植えの様子がご覧になれます(ファイル形式はJPEGです※サイズが大きいためご注意下さい)。 [その他のファイル/3.99MB]
5月26日(2回目)に将来「生産力検定試験」の候補となるイネを植えました。
「生産力検定試験」のイネはおよそ210種類、「生産力検定試験」の候補となるイネはおよそ3,000種類以上あります。これだけ多くのイネを担当職員数名で植えるのは不可能で、少なくても30年以上前から職員総参加の一斉田植えが行われています。
植えられたイネは育種科担当職員が穂の出る時期、実る時期といった様々な性質を調べ、秋以降は収穫した米について、大きさ、収穫量、味(うるち米の場合)などを詳しく調査します。これらのデータをもとに、将来の品種候補を選びます。