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「新之助」は、新潟県が自信を持ってお薦めする新しいお米です。
平成28年度から一般販売用に栽培されるようになりましたが、栽培技術にはまだまだ向上の余地があります。作物研究センターでは、令和3年度に「新之助」の肥培管理技術について2件の研究成果情報を発出し、令和3年7月14日、15日、19日に長岡、巻、魚沼地域の「研究成果の現地指導会」において技術紹介しました。
スライドによる技術紹介の様子です。
夏本番を迎え、「新之助」の栽培管理も佳境に差し掛かっています。特に7月後半には米の出来を大きく左右する穂肥を控えていますので、今回紹介した穂肥技術については関心を持って聞いて頂けました。
「新之助」栽培水田の現地巡回の様子です。
いずれの会場でも晴天に恵まれました。「新之助」も元気に育っており、秋の収穫が楽しみです。
「新之助」の茎の根元には、小さな小さな稲穂の赤ちゃん (幼穂) を確認することができました。1か月もするとこの幼穂が立派な稲穂になるわけですが、良い稲穂を実らせるためには、穂肥をいつ、どのくらい施せば良いか、簡単そうで実は難しい判断が必要になります。現地巡回では実際に「新之助」の生育状況を見ながら、判断のポイントを確認しました。
生産者皆さんの「新之助」に掛ける情熱が、ヒシヒシと伝わってきました。今年も最高の「新之助」を堪能させて頂けることでしょう。