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研究成果詳細解説 かき「突核無」を12月まで随時販売可能とする貯蔵技術

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0408200 更新日:2021年7月12日更新

かき「突核無」を12月まで随時販売可能とする貯蔵技術

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 令和3年度研究成果情報『かき「突核無」を12月まで随時販売可能とする貯蔵技術』について説明します。
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 「突核無(とつたねなし)」は、「平核無」と形が同じでありながら極小なサイズという珍しいかきです。
 このようなユニークな特徴を持つ果実は他にはなく、希少価値が高いと考えられます。
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 「突核無」を単に収穫期に販売するだけでなく、冬季にかけて継続的に果実を提供できる技術があれば、販売方法の多様化や消費の拡大、栽培の普及拡大等も期待できると考えられます。
 そこで、冬季まで随時販売を可能とする貯蔵技術を開発しました。
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 上に貯蔵方法を示しました。貯蔵には炭酸ガス脱渋が完了した果実を用います。「平核無」の果実カラーチャートで果皮色4~5程度の果実を選別し、上記の方法で密封包装します。冷蔵貯蔵時は、包装した果実を積み重ねず平置きにします(果実を平置きした容器自体は積み重ねても大丈夫です)。
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 これは、貯蔵中の正常果(可販果)率の推移です。
 正常果率の低下は軟化果実の発生によるものです。包装せずに5℃で貯蔵した場合は約2週間で果実が軟化し、密封包装したとしても5℃貯蔵では1か月を越えると軟化してきます。
 一方、密封包装して0℃で貯蔵した場合は、12月半ば過ぎ(貯蔵期間80日頃)まで果実が軟化しません。
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 貯蔵後も貯蔵前と同等の果実品質が維持されます。また、貯蔵期間が変わっても出庫時の果実品質に大きな変化は見られません。
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 ただし、貯蔵期間が長くなるほど出庫後の日持ちが短くなるため、出庫後は速やかに販売する必要があります。
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 上に本技術の概要を示しました。炭酸ガス脱渋した「突核無」を厚さ0.06mmのポリエチレン袋で密封包装して0℃で貯蔵します。脱渋済みの果実を小分け包装しているので、12月中旬まで必要な量を随時販売することが可能です。
 導入対象は「突核無」を栽培している生産者、産地を想定しています。本技術の利用にあたっては、小売り用や業務用など多様な販売方法が考えられるため、販売先へも情報提供しながら、その実情に合わせて流通方法等を相談し運用してください。
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