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【長岡】土砂災害を防ぐ砂防関係施設を紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0437856 更新日:2021年11月2日更新

 長岡地域整備部では、土砂災害による被害を防止するため、様々な砂防関係施設の整備を進めています。ここでは、その一例を紹介します。

1. 土石流対策施設

 土石流とは、山腹、川底の石や土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流へと押し流されるものをいいます。その流れの速さは規模によって異なりますが、時速20~40kmという速度で一瞬のうちに人家や畑などを壊滅させてしまいます。

砂防堰堤(砂防ダム)

 土石流を受け止めて、宅地への被害を防ぎます。また、上流から流れてくる土砂を一時的にためて、安全に少しずつ流します。

砂防堰堤

六人ヶ沢(長岡市上塩)

渓流保全工

 渓岸の崩壊を防ぎ、土砂や水を安全に流下させます。

渓流保全工

吉ヶ沢(長岡市栃尾島田)

 

2. 地すべり対策施設

 地すべりとは、斜面の一部あるいは全部が、地下水の影響と重力によって、ゆっくりと斜面下方に移動する現象のことをいいます。一般的に移動土塊量が大きいため、甚大な被害を及ぼします。また、一旦動き出すとこれを完全に停止させることは非常に困難です。

集水井

 井戸からのボーリングにより地下水を排除して、地すべりの発生を抑制します。

集水井外観

【外観】陣ケ峰地区(長岡市北荷頃)

集水井

【内部】入塩川地区(長岡市入塩川)

横ボーリング工

 地表面からのボーリングにより地下水を排除して、地すべりの発生を抑制します。

横ボーリング

朝日川地区(長岡市山古志竹沢) 

 

土留工

 地すべり末端部を押さえて斜面を安定させます。

大型ふとんかご

朝日川地区(長岡市山古志竹沢) 大型ふとんかご

 

3. がけ崩れ対策施設

 がけ崩れとは、地中にしみ込んだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震などの影響によって急激に斜面が崩れ落ちることをいいます。 がけ崩れは突然起きるため、人家の近くで起きると逃げ遅れる人も多く死者の割合も高くなっています。

法枠工

 がけ崩れが起きないよう、コンクリートの枠により斜面を押さえます。

法枠

天神山地区(長岡市栃尾大野町)

待受け擁壁工

 崩壊土砂を受けとめて宅地への被害を防ぎます。

待受け擁壁

乙吉南地区(長岡市乙吉町)

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