令和6年11月26日、長岡市越路西小学校の5、6年生を対象に、橋に関する学習会「橋のお話」を行いました。
令和元年度に「土木学会選奨土木遺産」に認定された旧浦村鉄橋の歴史について紹介をし、橋の構造や特徴などについて説明をしました。
橋のお話
不動沢橋と浦村鉄橋の関係について
越路西小学校の近くにある不動沢橋のほか、岩田橋と越路河川公園にある保存橋の3つは、百年以上前に鉄道橋として建設された「浦村鉄橋」を利用してできた橋であることを紹介しました。
さらに、保存橋は先代の越路橋の一部であること、当時、越路橋として使われる際に、幅を広げて車がすれ違えるようにしたことなど、経緯について紹介しました。
このように、長い間に渡り地域の発展に貢献し、今もなお使い続けられている貴重な橋であるということで、土木遺産に認定されたことや、長岡市をはじめ県内にはいくつもの土木遺産があることを紹介しました。
橋のつくり(トラス構造)の説明
模型を使って、これら橋りょうの特徴的なつくりである「トラス構造」について説明しました。
みなさん興味深く説明を聞いてメモを取ったりしていました。
今回の学習をきっかけに、土木遺産のほか、身近にあるさまざまな土木施設に興味を持ってもらえるとうれしいです。
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新潟県長岡地域振興局地域整備部では、「みんなの土木教室」と題して、小・中・高等学校、大学など幅広い層を対象に、河川や道路、橋、水害や地震災害、なだれや土砂災害、除雪のほか、土木建設業界の職業講話など様々なテーマで県の土木施設や工事現場の見学といった校外学習の受入や、学校等へ職員が直接出向いて出前講座を行っています。
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