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【長岡】旧浦村鉄橋が土木学会選奨土木遺産に認定されました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0238762 更新日:2020年10月13日更新

土木遺産ロゴ

 長岡市越路地域にある「旧浦村鉄橋」が令和元年度の「土木学会選奨土木遺産」に認定され、 令和元年11月20日に土木学会より認定書が授与されました。

 土木学会選奨土木遺産に認定された県内施設では12例目、長岡地域振興局管内では中山隧道、長生橋に続いて3例目となります。

認定書授与の様子
(授与式会場:新潟日報メディアシップ)

旧浦村鉄橋とは

 旧浦村鉄橋は、1898年(明治31年)に長岡市越路地域の信濃川に架けられた鉄道橋です。
 その後、複線化等のため鉄道橋を新設することになり、旧浦村鉄橋は1952年(昭和27年)に日本国有鉄道から新潟県に払い下げられ、岩田橋、不動沢橋、旧越路橋の3道路橋として分割して整備されることになりました。

 岩田橋、不動沢橋は旧浦村鉄橋の一部をそのまま移設利用しており、120年経過した現在でも鉄道橋当時と同じ姿で使われています。

 旧越路橋は、1998年に現在の越路橋へ架け替えられる際、地域住民の熱意により、2002年にその一部が移設・保存されました。

 旧浦村鉄橋は、時代によってその役割を変えながら、地域の発展に大きく貢献し、地域住民に愛され続けています。

 

旧浦村鉄橋年表
西暦 和暦 旧浦村鉄橋の変遷 その他のできごと
1898年 明治31年   北越鉄道が旧浦村鉄橋(鉄道橋)を建設  
1907年 明治40年     鉄道国有法により、北越鉄道が国有化される
1952年 昭和27年   旧浦村鉄橋に変わる新鉄橋が建設されたため、旧浦村鉄橋が新潟県に払い下げられる  
1956年 昭和31年 7月   県単体での旧越路橋(道路橋)への改築事業遂行が困難となり、事業を日本道路公団へ継承
1958年 昭和33年     旧越路橋に使用されない旧浦村鉄橋の両端部を移設利用して道路橋(岩田橋、不動沢橋)とするため、地元住民が工事費を一時立替えることを決定
1958年 昭和33年 9月 岩田橋(道路橋)が開通  
1959年 昭和34年 10月 不動沢橋(道路橋)が開通  
1959年 昭和34年 11月 旧浦村鉄橋を改造利用した旧越路橋(道路橋:日本道路公団管理)が新潟県初の一般有料道路として開通  
1967年 昭和42年 2月   旧越路橋が新潟県管理となり無料開放される
1998年 平成10年 11月 別ルートで現在の越路橋が完成し開通  
2002年 平成14年 9月 旧越路橋の一部を改造した「保存橋」が越路河川公園内に設置される  
2019年 令和元年 9月 「旧浦村鉄橋」(現在の岩田橋、不動沢橋、旧越路橋保存橋)が土木学会選奨土木遺産に認定される  

 

旧浦村鉄橋の変遷

 

パンフレットとドローン映像

 土木遺産認定を記念し、旧浦村鉄橋に関するパンフレットと3つの橋のドローン映像を作成しました。下記リンクより御覧になれます。

旧浦村鉄橋パンフ表紙 

旧浦村鉄橋パンフレット [PDFファイル/4.59MB]

 

旧浦村鉄橋の関連橋位置図

橋梁位置図
(国土地理院の電子地形図(タイル)に橋梁位置等を追記して掲載)

岩田橋:新潟県長岡市岩田
不動沢橋:新潟県長岡市不動沢
旧越路橋(保存橋):新潟県長岡市浦(越路河川公園内)

関連リンク

長岡市越路地域の観光情報:越路ナビ<外部リンク>

長岡地域整備部管内の土木遺産を紹介しています土木遺産へのリンク

旧浦村鉄橋(旧越路橋)について子供向け解説ページはこちら長岡ドボク図鑑forKIdsへのリンク

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