6月27日(金曜日)に南魚沼市立大和中学校の2年生4クラス114名を対象に「土木出張PR」を実施しました。
「土木出張PR」とは、新潟県土木部と建設産業関係団体((一社)新潟県建設業協会、(一社)新潟県測量設計業協会、(一社)建設コンサルタンツ協会北陸支部)が協力し、地域を支え暮らしを守る建設産業の重要性と魅力を伝えるため、中・高校生を対象にPRを行っているものです。
各団体からの仕事紹介(前半)
前半は、(一社)新潟県建設業協会、(一社)新潟県測量設計業協会、(一社)建設コンサルタンツ協会北陸支部、新潟県南魚沼地域振興局地域整備部の順番で、各団体の仕事を紹介しました。生徒の皆さんは、興味を持って話を聞いていました。また、後半までの休憩時間に、実際に測量機器に触れてもらうことができました。
実習で段ボール橋を建設(後半)
(一社)新潟県建設業協会の指導の下、4クラスが全20班に分かれ、段ボールを使って、橋を製作しました。軽くて重いものを支えられる強い橋を建設(製作)するため班で話し合い橋の形を決めていました。段ボールを使って製作する作業では、時間内で完成できるよう、分担してパーツを作り、みんなで協力して一つの橋を作り上げました。
おもりを製作した橋に載せる荷重試験では、自分たちが作った橋が耐えられるか見守り、結果に歓声を上げて盛り上がっていました。
最後に
この「土木出張PR」を通して、道路や上下水道などの社会基盤施設が身近なものでこの地域にとって無くてはならない重要なものであり、それらの建設や維持管理に携わることはとてもやりがいのある仕事であること、そして測量、設計、工事、行政と色々な職業の人が関わっていることを理解して、建設産業が将来の職業の選択肢の一つとなってくれることを期待しています。