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昨年度に引き続き、所長を務めさせていただきます渡邉正人です。どうぞよろしくお願いいたします。
各学校、各市町村教育委員会におかれましては、保護者や地域の方々の願い等を受け止め、学校の伝統や地域の特色を生かしながら、「児童生徒が主役の授業づくりの推進と確かな学力の育成」、「いじめをしない、許さない、命を大切にする意識の醸成」に努めていただいておりますことに心より感謝申し上げます。
さて、近年の学校を取り巻く環境は、いじめ・不登校児童生徒数の増加、教職員の働き方改革などのこれまでの課題に加え、教育DXの推進や多様な教育的ニーズへの対応、学校・家庭・地域の連携・協働の推進など、その状況が大きく変化しています。
現場では、これら様々な課題に正対しながら教育活動の充実に努めている状況であり、教育事務所の果たす役割とその責任の重さを再認識しているところです。
そこで、新年度スタートにあたり、所員には以下のような話をしました。
私たち教育事務所の仕事は、「市町村教育委員会、学校そして教職員の皆さんへの支援である」ということです。その支援ということについてですが、私は「支援の過程は相手との信頼関係づくりの過程でもある」と考えています。そして、その信頼関係をつくる主体は誰かと言えば、漠然とした中越教育事務所などというものではなく、一人一人の所員だと思っています。一人一人の所員が教育委員会の方々や各先生方、あるいは各学校事務職員さん等々との個別の一本一本の信頼関係が深まれば深まるほど、中越教育事務所はその存在意義を増し、なくてはならないものになっていくのだろうと思っています。どうか、これまでと同様に、あるいはこれまで以上に、一人一人の所員が、いわゆる現場の方々とのつながりを大切にし、その思いを真摯に受け止めながら業務にあたってほしいと考えているところです。 |
所員一人一人が、現場に対して、誠実に親身になって対応することが、市町村教育委員会、学校、地域から信頼される教育事務所の基盤になると考えます。特に、市町村教育委員会や学校が困難な問題を抱えている時こそ、所員一同、きめ細かな対応を心がけ、最後まで一緒になって悩み、方策を考え、解決の方向に導くことができるよう努めてまいります。どんな些細なことでも、現場からの相談を受けるような頼りになる教育事務所を目指してまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
中越教育事務所長 渡邉 正人
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