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【糸魚川】玉ノ木地区地すべり対策アンカー改築工事が完了しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0559578 更新日:2023年2月24日更新

zenkei

 

 令和元年5月に開始した、糸魚川市大字市振の玉ノ木地区地すべり防止区域における地すべり対策施設の改築工事が、令和5年2月に完了しましたのでお知らせします。

 本工事の改築対象は、昭和60年2月に発生した、10名もの尊い命を奪った「玉ノ木地すべり」(当時の被災状況および対策工法の概要はこちら)の災害対策として施工された、施設下部のアンカー法枠です。これは、付近の人家や国道、鉄道を保全するために施工されたもので、斜面の安定性を保つものです。

 当時施工された、旧タイプのグラウンドアンカーは、施工後30年以上が経過し、経年的な劣化による斜面を抑える力の低下が懸念されていました。そこで、斜面を抑える力が低下する前に、耐久性の高い新タイプのグラウンドアンカーを新たに設置し、引き続き斜面の安定性を保つ工事を計画し、これまで事業を進めていました。

 令和4年度は、過年度工事に引き続き、グラウンドアンカー工157本を実施し、今年度の工事をもって全412本のグラウンドアンカーの設置が完了しました。

 糸魚川地域振興局地域整備部では、今後も砂防施設の適切な維持管理に努めてまいります。

工事中の様子

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【法枠内の土砂等撤去】人力と重機を併用して安全かつ効率的に実施しました。

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【法枠内のモルタル吹付】モルタルの品質に注意しつつ平坦に仕上げました。

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【ボーリングマシンによる削孔・アンカー挿入】設計通りに正確な角度で施工しました。

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【アンカー緊張・受圧板設置】例えると、輪ゴムをピーンと張って固定するイメージです。

工事の推移(空撮写真)

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工事着手前(令和元年5月10日撮影)

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枠内土砂等撤去後(令和元年7月16日撮影)

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枠内モルタル吹付後(令和元年9月26日撮影)

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アンカー工 56本完了(令和2年2月14日撮影)

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アンカー工 255本完了(令和4年5月19日撮影)

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アンカー工 全412本完了(令和5年1月11日撮影)

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