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農業トピックス
関係機関が一体となった就農支援チーム活動強化
魚沼地域では、今年に入り新規就農の相談が増えており、4月から11月までで10名の相談者がありました。
この日は、祖父の農業を継承して米の生産を拡大し、自ら販売も手掛けたいという熱意あるUターンの方からの相談でした。
市、JAと就農支援チームを結成したことで、相談者の意向をワンストップで受け止めることができ、適切な指導、助言ができるようになりました。
普及センターは、今後も関係機関と連携を密にし、情報共有を図りながら就農希望者が自立した農業経営を実現できるよう支援していきます。
就農支援チームによる就農相談(11月18日)
2025年11月
深雪なす産地の発展を支援します
「深雪なす」は、甘くてジューシーでアクが少なく、柔らかくて生でも美味しく食べられるのに煮崩れしない優れた品種で、魚沼市プレミアム認定品及び魚沼ブランド推奨品に認定されており、新潟県内外で高い評価を得ています。
普及センターでは収益性の高い魅力ある農業経営の実践に向けて、深雪なす生産者への現地指導会、出荷目合わせ会等を行い、栽培技術向上による高品質安定生産や、稲作経営体へのなす導入による経営複合化と産地の担い手確保の取組を支援しています。
ほ場巡回研修 魚沼ブランド「深雪なす」 やぶかみなす生産組合は、若い生産者が増えており今後さらなる発展が期待されます。
2025年9月
魚沼市での農福連携の取組
魚沼市でここ数年、急速に販売額が伸びている農産物に促成山菜があります。
中でもふきのとうは、出荷量全国一の産地で、12月から出荷が始まります。
雪解けとともに株の養成が始まりますが、苗の定植作業は手作業によるもので、生産量の増加には人手の確保が必要になります。
この日、ふきのとうの畑では、福祉施設から、4名の方が定植作業に加わっていただき、ふきのとうを定植しました。
福祉側は苗を定植するための穴掘りを、農家側は苗を定植するなど、役割分担をして20aのふきのとう定植が行われました。
普及センターでは、障がい者の活躍を通じて持続可能な魚沼農業の実現に向けて、農福連携の体制づくりを進めていきます。
ふきのとうの定植作業 作業後のほ場
2025年5月






