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【魚沼】3月1日~8日は女性の健康週間です~女性が生涯を通じて健康で明るく充実した日々を過ごすために~

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0363628 更新日:2023年6月1日更新

 女性は、思春期、妊娠・出産期(成熟期)、更年期、老年期(壮年期)と生涯を通じて、女性ホルモンバランスが大きく変動し、その影響で女性特有の心身の変化が起こります。それに伴って心身に不調を感じる場面が多くなっています。
 女性が生涯を通じて健康で明るく充実した日々を自立して過ごすためには、まずご自分の体を、ご自身の健康を知ることが大切です。
 何か大きな病気が疑われて初めて医療機関を受診するというよりは、心身の不調をがまんせずに、気楽に産婦人科などを受診し、健康管理や早期治療につなげることをお勧めします。

女性ホルモンの変化と健康課題
愛知県「女性の健康づくり応援サイト」から

【県健康づくり支援課】(女性の健康づくり)体について正しい知識を持ちましょう

乳がん検診を受けましょう

 乳がんになる人は、30歳代から増え始め、40歳から50歳代の乳がんが増えています。
 40歳から50歳代の女性におけるがん死亡の25%を占めており、この年代の女性にとって最も多いがん死亡原因となっています。
 乳がんは、早期発見・早期治療により、90%以上の人が治るといわれています。2年に一度の乳がん検診と月に1回の自己触診で早期に発見しましょう。

子宮がん検診を受けましょう

 子宮がんには、がんのできる場所によって「子宮頸がん」と「子宮体がん」の2種類があります。
 子宮頸がんは20代後半から増加し、30代後半から40代が一番多くなります。一方、子宮体がんは50代後半が最も多くなります。
 若い女性には「がんは自分とは関係ない」と考える方も多いかもしれません。初期の子宮頸がんでは症状はすぐには出ませんので、検診を受けて早期発見するしかありません。
 妊娠や出産の可能性まで奪ってしまう病気です。自覚症状がなくとも2年に一度の子宮頸がん検診を受け、自分の体を守りましょう。

更年期障害は体のサインです

 40歳なかばにさしかかると、「そろそろ更年期かな」と気になる人も多いかと思います。日本人の平均閉経年齢は約50歳ですが、個人差が大きく、早い人で40歳台前半、遅い人で50歳台後半に閉経を迎えます。
 閉経前後の5年間を「更年期」といい、のぼせ、頭痛、疲れやすさ、いらいら、怒りっぽいなどの気持ちの不安定などさまざまな症状がみられますが、他の病気に伴わないものを「更年期症状」と呼び、その中でも症状が重く日常生活に支障を来すものを「更年期障害」と呼びます。

 更年期障害の主な原因は、卵胞ホルモン(エストロゲン)が減少したためなので、少なくなったホルモンを補う治療法(ホルモン補充療法:HRT)が有効です。HRTができない場合には漢方療法などが行われます。
 更年期にみられる症状は「更年期ですよ」という体のサインですので、いずれは軽快していきますが、更年期は子育て、親の介護、仕事での役割など、いろいろとストレスが多い時期です。
 無理して我慢せず、医療機関を受診し、大きな病気が隠れていないかどうかを確認してください。

【厚生労働省】e-ヘルスネット 更年期障害<外部リンク>

骨粗しょう症、転倒を防ぎましょう

 骨粗しょう症は、鬆(す)が入ったように骨の中がスカスカの状態になり、骨がもろくなる病気です。閉経後の女性に多くみられます。骨がスカスカになると、わずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。
 骨粗しょう症は、がんや脳卒中、心筋梗塞のようにそれ自体が生命をおびやかす病気ではありませんが、骨折から要介護状態になる人は少なくありません。
 骨折により要介護状態になるのを防ぐには、骨粗しょう症の治療と共に転倒防止対策(食事や運動、日光浴など生活習慣の改善など)が重要になってきます。
 生涯を健康で充実した状態で過ごすためには、骨強度も気をかけ定期的に検診を受けましょう。

たばこをやめましょう

 喫煙による健康影響について、男性と同様に女性も肺がんなどのがん・循環器疾患・呼吸器疾患などの様々なリスクがあり、ひいては寿命の縮小に繋がります。また、女性は受動喫煙にさらされることも多いですが、やはり肺がん・冠状動脈疾患のリスクが高まります。
 妊娠・出産期の女性の喫煙は、妊娠する能力の低下・早期破水・前置胎盤・胎盤異常・早産や妊娠期間の短縮、胎児の成長が制限されたり低出生体重の原因となります。また、出生後に乳児突然死症候群を引き起こす可能性も指摘されています。

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