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【十日町】「越後妻有で活きる個の力(パワー)~地域で頑張る人のモチベーションと危機意識~」を開催しました
2019年11月24日(日曜日)に、十日町市本町5丁目にある「十日町市産業文化発信館 いこて」で「人口減少問題に挑戦するミーティングVol.2 越後妻有で活きる個の力(パワー)~地域で頑張る人のモチベーションと危機意識~」を開催しました。
地域で思いをもって活動している4組をゲストスピーカーに迎えて、プレゼンテーションや交流会を実施しました。
司会進行をFMとおかまち樋口 紗里さんと(株)toiz大塚 眞さんにしていただきました。
プレゼンタイム
地域で頑張るモチベーションの源泉を聞こう!
江村大輔 特定非営利活動法人Tap(タップ) 事務局長
「もっと自分で動くことで、新しい可能性が広がる!!」
県外から津南に戻ったとき、人のつながりが薄れていることに気づく。
思い描く津南にしたいと考え、有志で話し合いながら、企業や行政を巻き込んでいく。
町民自ら考え、関わり合いながら社会を支える新しい仕組みとしてTapを生み出す。
活動7年目を迎えた現在、住民が企画するイベントや教室は好評で、町民同士がつながるようになった。
地域を動かす熱い思いをお話しいただきました。
恩田 稔 三箇地区都会との交流を進める会 会長
「廃校から生まれた人とのつながり」
地域の高齢化率41%を知り、「いま動かなければ、10年後はない」と考え、旧三箇小を拠点に、鎌倉小学校の子供たちの農業体験を受け入れ始めた。
交流は地元住民の笑顔を生み、都会の子供や先生からは「三箇の体験は面白い」と喜ばれた。現在は、都会との交流のほか、移住体験や外国人旅行者の受け入れにも取り組んでいる。
廃校が生む、人と人とのつながりの面白さについてお話しいただきました。
髙木 千歩 妻有ビール(株) 代表取締役
クラフトビールで町おこし「妻有ビール」プロジェクト
東京のOLから地域おこし協力隊として十日町市に移住し、地産地消をテーマに農産物の販売促進など地域活性化を目指して活動を行う。任期終了後仲間4名でレストランを開店。クラフトビールをお店で提供するなか、「妻有ビール」の構想を練る。
現在、地域や首都圏の様々なイベントに出店し、お客様とつながることで越後妻有の魅力をアピールしている。次々と新しいことに挑戦する千歩さんのパワーはどこからくるのか。
自身のルーツである十日町の人々との関わりを含めてお話しいただきました。
江村 久 中手集落地域づくり会
山口 洋樹 吉田地区地域支援員
「集落を活き活きさせるプロデュース力」
「幻の黒滝」が市文化財に認定、大地の芸術祭作品「Welcome」を誘致、新潟県の名水「中手の松苧清水」の選定、「トンネルの向こうの音楽会」の開催など、立て続けに地域の魅力をアピール。
あの村には何も無いと言われた集落で、地域の魅力を発見し、磨き上げ、アピールすることに成功した。住民の9割が75歳以上という中手集落に笑顔とつながりを取り戻したプロデューサー役のお二人にお話しをお聞きしました。
交流タイム
ゲスト4組のお話を聞いたあと参加者と交流しました。多くの質問や意見のやり取りが行われ、会場内はとても活気のある雰囲気となりました。
交流タイムは4回席替えをしてメンバーを変えて行いました。
集合写真
終了後も交流は続きました。
当日配布資料
ゲストに対する参加者の皆さんからの応援アイデアや質問など
参加者の皆さんからいただいた応援アイデア等とそれに対する参加者の答えについては、添付ファイルをご覧ください。
アンケート結果
回答者の9割超が自分も頑張ろう、頑張る人を応援しようという気持ちが高まったと回答。
地域で頑張っているゲストの活動に共感し、刺激を受けたとの様子でした。
頑張っている人との交流の場が必要と考えている人が9割超となり、今後も求められていることが分かりました。
応援する取組について、「ミーティング」「情報発信」「資金支援」「コーディネーター」が有効とする意見が多く、繋がりを生み出すことが求められていることが分かりました。
詳しくは、アンケート集計結果をご覧ください。
主催:新潟県十日町地域振興局
共催:十日町市、津南町
後援:FMとおかまち、十日町新聞社、十日町タイムス社、妻有新聞社、新潟日報社
十日町商工会議所、川西商工会、中里商工会、水沢商工会、松代町商工会、松之山商工会、津南町商工会(順不同)
協力:シェアアトリエ アスト、株式会社 toiz
前回(2019年7月28日)開催の様子はこちら
人口減少問題に挑戦するミーティングVo.1「越後妻有で活きる個の力(パワー)~地域で頑張る人を知る、応援する~」
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