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【十日町】 熱中症を防ぎましょう!
熱中症を防ぎましょう!
例年、気温が高い日は熱中症による救急搬送が多くなります。
熱中症は重症化すると生命にかかわりますが、正しい知識があれば予防することができます。
自分の体調の変化に気をつけるとともに、高齢者、乳幼児、障がいのある人など周囲の人にも気を配り、予防を呼びかけあって、熱中症による健康被害を防ぎましょう!
熱中症とは
熱中症とは、高温多湿の環境のもとで、体内の水分と塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かないことによって起こります。
熱中症は、予防方法や対処方法を知っていれば防ぐことができます。
熱中症の症状
○めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い
○頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力、判断力低下
★重症になると…
意識障害、けいれん、からだが熱い
熱中症予防行動ポイント
(1)暑さを避けましょう!
エアコン等を適切に使用する。不要不急の外出はできるだけ避ける。
(2)こまめに水分補給しましょう!
喉が渇く前に水分補給をする。大量に汗をかいたときは塩分も忘れずに。
(3)日頃から健康管理をしましょう!
体調が悪いと感じたときは、無理せず家で静養する。
熱中症が疑われる人を見かけたら(主な応急処置)
○エアコンが効いている室内や、風通しの良い日陰など涼しい場所に避難
○衣類を緩め、身体を冷やす(首の周り、脇の下、足の付け根など)
○水分・塩分、経口補水液などを補給
★自力で水が飲めない、応答がおかしいときは、ためらわずに救急車を呼びましょう!
熱中症警戒アラートについて
「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。
発表には、熱中症との相関が高い「暑さ指数(※)」が用いられ、環境省と気象庁により、暑さ指数の値が33以上と予測される日の前日17時または当日5時に都道府県ごとに発表されます。
熱中症警戒アラートの情報は、環境省熱中症予防情報サイトにて確認することができます。また、事前に登録いただくことで、LINEやメールにて情報を受け取ることができます。「【環境省】熱中症予防情報サイト<外部リンク>」
熱中症警戒アラート発表時は、普段よりも注意して、外出を控える、エアコンを使用する等の、熱中症の予防行動を積極的にとりましょう。
昨年度から「熱中症特別警戒アラート」が発表されています。
過去に例のない危険な暑さにより熱中症による重大な被害が生じるおそれがある場合に発表されます。熱中症特別警戒アラート発表時には、自分の身を守るだけでなく、危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守ってください。
※暑さ指数とは…人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標であり、人体の熱収支に与える影響の大きい「気温」、「湿度」、「輻射熱」の3つの要素を組み合わせたもの。
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