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【十日町】感染症の発生動向をお知らせします(12月1日更新)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0652573 更新日:2025年12月1日更新

 

十日町保健所管内の今週(11月17日~11月23日)のトピックス

 

◆インフルエンザ警報発令中

○管内定点当たり報告数は前週の32.33から103.33に急増しました。県内で最も高い値となっています。複数の児童福祉施設で集団発生の報告がありました。全県でも24.53から51.45に増加しており、国の示す警報基準(定点当たり報告数30)を超え、インフルエンザ警報が発令されました。

 

インフルR7-47-1インフルR7-47-2

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○インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染によって起こり、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等が比較的急速に現れるのが特徴です。子どもや高齢者、持病がある方の場合は、まれに肺炎などを起こすこともあります。

○感染経路としては、感染した人の咳やくしゃみによる飛沫感染、ウイルスが付いた場所を触った手で鼻や口に触れることで感染する接触感染があげられます。

○外出後や食事前などこまめな手洗い、マスクの着用を心がけましょう。

 

◆マイコプラズマ肺炎にご注意ください

○管内定点当たり報告数が前週の2.00から3.00に増加しました。全県でも1.46から1.54に増加しています。

 

マイコプラズマ肺炎R7-47

〇マイコプラズマ肺炎とは頑固なせきをともなう呼吸器感染症で、「肺炎マイコプラズマ( Mycoplasma pneumoniae )」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、秋冬に増加する傾向があります。

〇主な症状は、発熱やだるさ、頭痛、せきなどの症状がみられます(せきは少し遅れて始まることもあります)。せきは熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴です。肺炎マイコプラズマに感染した人の多くは気管支炎で済み、軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となったり、重症化したりすることもあります。また、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告されています。

〇感染経路は、飛沫感染や接触感染です。家庭のほか、学校などの施設内でも感染の伝播がみられます。感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、2~3週間くらいとされています。

 

◆新型コロナウイルス感染症情報

〇管内の定点当たり報告数は前週の7.33から8.67に増加しました。児童福祉施設・社会福祉施設で集団発生報告があります。全県では前週の4.40から4.85とほぼ横ばいで経過しています。

 

コロナR7-47 -1コロナR7-47 -2

​※29週分新型コロナ報告数は一部データ欠損があります。ご承知おきください。

〇新型コロナウイルス感染症は、咳や飛沫を介して感染し、呼吸器症状、高熱、下痢、味覚障害等、様々な症状があらわれる感染症です。高齢者や心臓病、糖尿病等の基礎疾患のある人では、重症の肺炎を引き起こすことがあります。

〇感染の拡大を防ぐため、体調不良の時は外出を控える、マスクや手洗いなど基本的な感染対策をお願いします。

 

新潟県内の今週のトピックス

今週のトピックス

 

◆インフルエンザの定点当たりの報告数が国の示す警報基準を超えたため、全件に警報を発令します。​

○発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控えてください。

○やむを得ず外出される場合にはマスクを着用するとともに、手洗いの励行など基本的な感染対策の徹底をお願いします。

◆今年度の新型コロナワクチンの定期接種が始まっています。

○新型コロナによって重症化する割合は、65歳以上の年代で高いため、この年代の方などを対象とした定期接種が10月から実施されています。

◆百日咳に注意しましょう。

○患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる病原菌によって感染します(飛沫感染)。

○飛沫感染予防のため、手洗い、うがい、咳エチケットを心掛けましょう。​

 

定点当たりの感染症の発生動向(週ごと)

感染症発生動向調査について

 感染症発生動向調査は、感染症発生動向を迅速に把握してその拡大とまん延を防ぐことを目的に、国(厚生労働省)が昭和56年から全国で行っているものです。

 十日町管内の小児科定点医療機関、インフルエンザ定点医療機関、新型コロナウイルス感染症定点医療機関、基幹定点医療機関が、医療機関→保健所→県庁→厚生労働省国立感染症研究所へ報告することとなっています。

 そして、過去の患者発生状況をもとに基準を設け、保健所ごとにその基準値を超えると注意報や警報が発令される仕組みとなっています。

 

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