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【十日町】感染症の発生動向をお知らせします

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0652573 更新日:2025年1月20日更新

十日町保健所管内の今週(1月6日~1月12日)のトピックス

◆インフルエンザ警報発令中です

〇定点当たり報告数が十日町管内で45.00と前週の17.67から増加に転じています。社会福祉施設での集団発生報告も複数ありました。新潟県内でも35.36と前週の21.97から増加しています。管内・全県いずれも終息基準(定点当たり報告数10)を下回るまで警報継続します。

インフルR7-2-1インフルR7-2-2

○インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染によって起こり、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等が比較的急速に現れるのが特徴です。子どもや高齢者、持病がある方の場合は、まれに肺炎などを起こすこともあります。

○感染経路としては、感染した人の咳やくしゃみによる飛沫感染、ウイルスが付いた場所を触った手で鼻や口に触れることで感染する接触感染があげられます。

○外出後や食事前などこまめな手洗い、マスクの着用を心がけましょう。

 

◆新型コロナウイルス感染症が流行しています

〇管内の定点当たり報告数が23.33と前週の7.33から減少しています。全県でも前週の4.31から9.29へ増加しています。社会福祉施設での集団発生報告がありました。

コロナR7-2-1コロナR7-2-2

〇新型コロナウイルス感染症は、咳や飛沫を介して感染し、呼吸器症状、高熱、下痢、味覚障害等、様々な症状があらわれる感染症です。高齢者や心臓病、糖尿病等の基礎疾患のある人では、重症の肺炎を引き起こすことがあります。

〇感染の拡大を防ぐため、体調不良の時は外出を控える、マスクや手洗いなど基本的な感染対策をお願いします。

 

◆管内でマイコプラズマ肺炎の報告があります

〇管内では定点当たり報告数が前週の2.00から1.00に減少しました。全県・全国ともに流行が続いているため引き続きご注意ください。

〇マイコプラズマ肺炎とは頑固なせきをともなう呼吸器感染症で、 Mycoplasma pneumoniae という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、秋冬に増加する傾向があります。

〇主な症状は、発熱やだるさ、頭痛、せきなどの症状がみられます(せきは少し遅れて始まることもあります)。せきは熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴です。肺炎マイコプラズマに感染した人の多くは気管支炎で済み、軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となったり、重症化したりすることもあります。また、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告されています。

〇感染経路は、飛沫感染や接触感染です。家庭のほか、学校などの施設内でも感染の伝播がみられます。感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、2~3週間くらいとされています。

 

新潟県内の今週のトピックス

今週のトピックス

 

◆県内全域にインフルエンザの警報を発令しています~手洗い、咳エチケット等予防に努めましょう~

◆新型コロナウイルス感染症に注意しましょう

◆マイコプラズマ肺炎に注意しましょう

◆梅毒の届出がありました

定点当たりの感染症の発生動向(週ごと)

感染症発生動向調査について

 感染症発生動向調査は、感染症発生動向を迅速に把握してその拡大とまん延を防ぐことを目的に、国(厚生労働省)が昭和56年から全国で行っているものです。

 十日町管内の小児科定点医療機関、インフルエンザ定点医療機関、新型コロナウイルス感染症定点医療機関、基幹定点医療機関が、医療機関→保健所→県庁→厚生労働省国立感染症研究所へ報告することとなっています。

 そして、過去の患者発生状況をもとに基準を設け、保健所ごとにその基準値を超えると注意報や警報が発令される仕組みとなっています。

 

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