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【十日町】野鳥のヒナを拾わないで

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0060712 更新日:2019年3月29日更新

どうしてヒナが地面にいることがあるのですか?

 野鳥のヒナの多くは、卵からかえって羽が生えそろうとすぐに巣立つので、巣から飛び出す段階でうまく飛べずに落ちるものもいます。
 でも、けがをしていなければ、親鳥が給餌や誘導をするうちに、少しずつ飛べるようになると考えられます。

ヒナを見つけたときは、どうしたらよいのでしょうか?

ヒナを見つけたときは、どうしたらよいのでしょうか?の画像 巣立ち直後のヒナは、あまり動きません。ヒナに見えても羽が生えそろっていれば、そのままにしておいて大丈夫です。巣立ち後で、飛ぶ練習をしているところかもしれません。
 親鳥は人が近くにいると警戒してやって来られません。
ヒナに手を出して親子を引き離すと「誘拐」になるので、その場を去る方が良いでしょう。

羽の生えていないヒナの場合は、健康福祉部衛生環境課(電話 025-757-2707)に連絡してください。

ネコやカラスに食べられないでしょうか?

 心配ならば、ヒナを近くの茂みの中に置いておくこともできます。
 親鳥は姿が見えなくても、ヒナの声で気づくことができるでしょう。

親鳥の姿が見えないが?

 大部分の野鳥の親鳥はヒナの食べ物を探しに行っているため、そばにいないことが多いはずです。
 ヒナは安全な場所で親鳥を待っています。

ヒナを拾ってきてしまった!

 あなたは、かわいそうで保護をしたつもりでも、親鳥にとってみれば「誘拐」されたと同然です。
 できるだけ早くもとの場所へもどしてください。

人がヒナを育てることはできないのですか?

 たくさんの虫を与え続けるなどすれば、育てられることもあります。
 ただ、自然界では巣立ち後に親鳥と過ごすわずかな期間(1週間から1か月)に「何が食べ物で、何が危険か」などを学習してひとり立ちするので、人に育てられたヒナは自然の中で生きていけるとは限りません。
 なお、けがをしている、希少種など、放っておけない鳥や動物を発見した場合は、健康福祉部衛生環境課(電話 025-757-2707)に連絡してください。

 (野鳥は許可なく捕らえたり、飼うことはできません。)

野鳥たちの成長・子育てをあたたかい目で見守ってください

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