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1月の旬
ヒラメ
特徴
眼が体の左側にあり、カレイと区別できる。水深10~200mの砂底に生息しており、甲殻類などの餌を食べる。水産上重要な魚種であり、栽培漁業対象種として、県内で大量に放流されている。
主な産地の紹介
県内各地で水揚げされますが、主に山北、岩船、新潟、糸魚川の底曳網や刺し網で多く漁獲されます。
県産の出回り状況
県内では一年を通して漁獲されますが、冬場の産卵前は、身に脂が乗って味が良く、「寒ビラメ」の名で高値で取引されます。
おいしい食べ方
白身で身が締まり、癖のない味。刺身食材としてはもちろんのこと、煮付けや酒蒸し、ムニエルなど様々な料理で味わえます。また、背びれとしりびれの付け根にある紡錘状の筋肉は「縁側(えんがわ)」と呼ばれ、高級刺身食材とされます。
知っていますか?ミニ知識
一般的に、ヒラメの有眼側は黒色、無眼側は白色ですが、養殖されたものや人工ふ化後に放流されたものには、有眼側には白色、無眼側には黒色の斑が出る場合があります。
研究所では、この特徴を調査することにより、放流の効果を調べています。
放流種苗(無眼側)