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【相談事例】 インターネットオークションのトラブル

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0059281 更新日:2019年3月29日更新

相談内容

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  1. ネットオークションサイトを通して、ブランド物のネックレスを落札した。届いた商品のチェーン部分が黒ずんでいたので、ブランドショップで見てもらうと、18金の比重が不足しており、偽物であることが分かった。返品を申し出たが相手が応じない。
  2. ネットオークションで落札した中古車のエンジンに、納車後すぐに不具合が発生した。入札時にはそのような情報は出ていなかった。出品者に修理代を請求したい。

アドバイス

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インターネットオークションは、個人でもパソコン等から売買に参加することができ、気軽に利用できる取引形態です。しかし、匿名性が高く「落札した商品が届かない」「送られてきた商品に不具合があった」等のトラブルが後を絶ちません。ネットオークションは個人間取引の場合が多く、相手の信頼性の判断は落札者だけでなく、出品者においても、最終的には自分で行わなければなりません。特に、落札者においては、以下の点に注意しましょう。

  1. 取引相手の連絡先は、メールアドレスや携帯電話番号だけでなく、住所、固定電話番号なども確認する。
  2. エスクローサービスなど、取引の安全性を高めるサービスを利用する。
  3. サイトの評価欄で、出品者の過去の取引状況を確認する。
  4. 取引状況や相手とのやり取りは印刷し、代金振込みの控えなども保存する。
  5. オークションサイトの運営業者が提供しているトラブル情報などを参考にする。

事例1については、補償制度について説明し、オークションサイト事業者に問い合わせてみるよう助言しました。その結果、相談者は、ネックレスを返品し代金を取り戻すことができました。補償制度は各サイト事業者が独自に定めており、おおむね「商品が届かない」等のトラブルについて、損失を補てんする制度のことですが、すべての事業者が設けているわけではありません。利用する際はその点についてもよく確認しましょう。

事例2については、中古車は、見えない場所に思わぬトラブルや問題が発生しても「現物・現状渡し」を前提としているケースが多く、アフターケアは期待できない事がほとんどです。現物を確認せずに落札する場合、大きなリスクを伴う場合があることを認識する必要があるでしょう。

困った時はお近くの消費生活センターにご相談ください。


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