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【相談事例】オンラインゲームのトラブル

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0232436 更新日:2019年8月1日更新

相談内容

スマホ

事例

 


昨日、クレジットカード会社から身に覚えのない5万円の請求書が届いたので不審に思い、問い合わせて請求の取り消しを求めると、「現時点では請求を止めることができない。今月分については支払ってもらうことになる。請求元はオンラインゲーム運営会社なので直接話をするように」と言われた。

その後、ゲーム運営会社に経緯を伝え調査を依頼したら、カードはオンラインゲームの課金に使われていた。中学生の息子に確認したら、母である自分のクレジットカードを勝手に使い、有料アイテムを購入していたことが分かった。息子は「カード番号を一度入力したら何度もアイテム購入できた」と言っている。

カード決済を取り消してほしい。

 

 

 

消費者庁イラスト集より

アドバイス

 インターネットやスマホの普及に伴い、オンラインゲームの課金をめぐるトラブルが増えています。

基本プレイが無料でも、アイテムが有料に設定されているゲームもあります。

消費生活センターには事例のように、未成年者がオンラインゲームでクレジットカードを使用して課金したという相談が多く寄せられています。

 未成年者が親等の法定代理人(親権者または後見人)の同意を得ずに行った契約は、原則として取り消すことができます。

 しかし、未成年者の中には年齢を詐称して契約するケースもあり、未成年者契約の取り消しを申し出ても、ゲーム運営業者やクレジットカード会社によって、それぞれ対応が違います。また、カード名義人である親等のクレジットカードの管理責任を問われる可能性もあります。

 上記事例の相談者には、経緯と要望を整理して、ゲーム運営会社とクレジットカード会社に記録が残る方法で書面を送付し、交渉するように助言しました。

このようなトラブルを防ぐためには、大人はスマホやゲーム機等について理解するとともに、ゲームの料金体系、決済方法等についても確認し、ゲームの遊び方やルールについて子供とよく話し合いましょう。

そして、クレジットカードの管理には十分注意し、子供にクレジットカードの仕組み等を教えることも大切です。

 

 

電話を受けている女性相談員

消費者庁イラスト集より

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