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2_住宅用火災警報器について知っていますか?
どんな種類があるの?
煙式
煙が住宅用火災警報器に入ると音や音声で火災の発生を知らせます。
※消防法令で寝室や階段室に設置が義務付けられているのは、このタイプです。
熱式
住宅用火災警報器の周辺が熱くなると音や音声で火災の発生を知らせます。
※調理の煙や蒸気などにより、煙式では誤作動するおそれがある場合に設置されます。
さらに安心!「連動型とは?」
単独型
火災を感知した住宅用火災警報器だけが警報を発します。
連動型
火災を感知した住宅用火災警報器だけでなく、連動設定を行っているすべての住宅用火災警報器が警報を発します。
配線でつなぐものと無線式のものがあります。
高齢者にもオススメ!
光で知らせるタイプ
強烈な「光」の点滅で火災の発生を知らせます。
振動で知らせるタイプ
強い「振動」で火災の発生を知らせます。座布団や枕の下に置いて使用します。
設置場所は?
住宅用火災警報器の設置場所は次の箇所です。
全ての寝室と階段(寝室が2階以上にある場合)に必ず設置してください。
なお、詳細は市町村の条例で定められます。
なぜ台所ではなく、寝室や階段に付けるの?
過去の統計によると、火災件数は人が起きている時間帯が多いのですが、死者数は就寝時間帯の方が多くなっています。
このため、寝室と煙の集まりやすい階段の上部への設置が法律で義務付けられています。
なお、寝室が1階のみの場合は階段への設置義務はありません。また、起きている時間帯の火災を防ぐためには、台所やリビングなどへの設置も効果的です。
設置基準は?
入手先・設置方法は?
- ホームセンター、家電量販店等で購入できます。
- 安いものは3千円前後で販売されています。