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【新発田】下越地域DNARプロトコル説明会(R7.12.4開催)
令和7年12月4日(木曜日)に開催した説明会の動画を令和8年3月31日まで限定公開しています。
動画は、別途ご案内している通知からサイトへアクセスしてください。
下越地域DNARプロトコルについて
高齢化の進展により全国的に救急搬送件数は増加傾向にあり、高齢者の構成比も増加しています。
その中で、「人生の最終段階にあり、心肺蘇生を望まない」傷病者の救急搬送も少なからずありますが、救命を第一とする現行の体制上、救急要請(119番)を受けた救急隊は救命措置を行わなければなりません。
可能な限り傷病者の意志を尊重できる形で救急隊が活動できるよう、下越地域では、令和7年10月29日に「下越地域人生の最終段階にあり心肺蘇生を望まない心肺停止傷病者への救急隊の基本的な活動プロトコル」(下越地域DNARプロトコル) を策定しました。
令和8年4月より運用を開始する予定ですが、円滑な運用には医療・介護にかかわる皆様の御理解と御協力が必要不可欠になります。
本プロトコルの趣旨をご理解いただき、下越地域の救急医療体制のより一層の充実に皆さまのお力添えをお願い申し上げます。
開催日時
令和7年12 月4 日(木曜日) 午後2時から午後3時
対象者
救急医療、高齢者福祉、介護保険に関わる行政、医療、介護関係者
内容
内容を期間限定で動画公開しています。別途ご案内している通知から動画掲載サイトへアクセスしてください。
当日資料は以下を参照してください。
挨拶
下越地域メディカルコントロール協議会長(新潟県新発田保健所長) 武藤 謙介
1 下越地域プロトコル策定までの経緯
新潟県立新発田病院副院長・救命救急センター長 木下 秀則 氏
資料の一部に、一般財団法人救急振興財団 救急救命東京研修所 教授 田邊 晴山氏が作成したものを引用しています
2 下越地域におけるプロトコルの必要性について
新発田地域広域消防本部警防課
3 プロトコルの内容及び運用方法について
新潟県新発田保健所医薬予防課
用語説明
プロトコル(プロトコール)
手順、ルール
救急隊におけるプロトコルとは、傷病者に対して行う観察、処置などの手順を文書化したもので、現場活動の基準となるもの
DNAR (Do Not Attempt Resuscitation)
患者本人または患者の利益にかかわる代理者の意思決定をうけて心肺蘇生法を行わないこと
CPA(Cardiopulmonary Arrest)
心肺停止
心拍と呼吸が停止している状態
CPR(Cardiopulmonary Resuscitation)
心肺蘇生法
心肺機能が停止した状態にある傷病者の自発的な血液循環及び呼吸を回復させる試み、手技
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