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アルコールの問題でお困りではありませんか?

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0317978 更新日:2024年4月17日更新

アルコールの問題でお困りではありませんか? 

お酒は節度ある適度な量(健康な成人男性で純アルコール換算一日20グラム未満、健康な成人女性で同10グラム未満)であれば、一般にストレスや緊張をやわらげ生活に豊かさと潤いを与えるとされています。一方で、WHO(世界保健機関)が有害なアルコール摂取は200以上の疾病と外傷の原因となり、世界で全死因の5.3%に当たる年間300万人の死亡をもたらしていると推計<外部リンク>するように、アルコールは心身の健康障害(アルコール健康障害)の原因となり、加えて関連する問題として飲酒運転による交通事故、転倒・転落・凍死等の事故(厚生労働省e-ヘルスネット > 飲酒 > アルコールと社会問題 > 飲酒と事故<外部リンク>)、自殺(厚生労働省e-ヘルスネット > 飲酒 > アルコールによる健康障害 > アルコールとうつ、自殺<外部リンク>)、DV(家庭内暴力)、虐待、傷害等暴力事件、さらにはアルコールによる暴言・暴力やセクハラなどの迷惑行為(厚生労働省e-ヘルスネット > 飲酒 > アルコールと社会問題 > 飲酒と暴力<外部リンク>)、二日酔い等による労働生産性の低下等の一因にもなっていると考えられています。このページでは主にご自身やご家族等のアルコールの問題で現在お困りの方々に向け問題解決の手がかりをお示ししたいと思います。以下の目次からご興味のある記事をご覧ください。

アルコールの問題でお困りではありませんか?ページの目次
私(またはご家族、友人等)はアルコール依存症でしょうか。 アルコールスクリーニングテストリンク集 依存症相談拠点・窓口 依存症専門医療機関 アルコールの「からだ」への影響

アルコールの「こころ」への影響

節度ある適度な飲酒とは 健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(厚生労働省) 新潟県アルコール健康障害対策推進計画 アルコール消費の現状(「国税庁都道府県別酒類販売(消費)数量」より)
節酒カレンダーアプリ等(健康おきなわ21へのリンク) アルコール問題関係機関・団体リンク集      

私(またはご家族、友人等)はアルコール依存症でしょうか。

どこからがアルコール依存症で、どこまでが普通の酒飲みかという線引きは、はっきり出来るものではありませんが、WHOではその目安となるAUDIT(オーディット)という早期発見・早期介入のための簡易テストを提案しており、わが国でもひろく用いられています。

 AUDITも対象や目的に応じいくつかの種類がありますが、まずは以下のアルコールスクリーニングテストのどれかを選びあなたやご家族、友人等の飲酒をチェックし、できれば結果を日付とともに記録として残しましょう!

そして、もし思い当たることがあれば、早めに下記の依存症相談拠点・相談窓口依存症専門医療機関に相談しましょう。受診・相談の際には上記アルコールスクリーニングテストの結果がお手元にあれば役に立つでしょう。それらの機関での治療・相談に加え、断酒会、AA(アルコホーリクス・アノニマス)等断酒に取り組む仲間の力も借り、アルコールをやめ続ければ通常の社会生活を送れるようになる(「寛解(かんかい)」といいます)ことは可能です。

アルコールスクリーニングテストリンク集

 現在の飲酒量や飲酒習慣、周囲の方へ及ぼす影響などから、問題飲酒者、依存症疑いなどの可能性をご自身で知るため以下のアルコールスクリーニングテスト(いくつかの簡単な質問に答えることにより飲酒状況、依存症の可能性やその重症度をご自身で簡易判定するテスト、ただし正確な診断には依存症専門医療機関等への受診が必要です)のご利用やその結果を手がかりにした依存症専門医療機関への受診をお勧めします。各テストの使用方法、使用上の注意、結果の見方等はそれぞれのサイト内の説明をご覧ください。

依存症スクリーニングテスト一覧(国立研究開発法人久里浜医療センターサイト内)<外部リンク>

  • KAST-M (久里浜式アルコール症スクリーニングテスト 男性版)
  • KAST-F (久里浜式アルコール症スクリーニングテスト 女性版)
  • CAGE (アルコール依存症スクリーニングテスト)
  • AUDIT (Alcohol Use Disorders Identification Test,アルコール使用障害同定テスト)
  • AUDIT-C(AUIDTの中の飲酒量(Consumption)に関連した最初の3項目だけ実施するテスト)

の5種類のスクリーニングテストが紹介されています。

SNAPPY 飲酒チェックツール<外部リンク>

  • SNAPPY-CAT<外部リンク>  あなたの飲酒をチェックしてみましょう
  • SNAPPY-PANDA<外部リンク>  自分の飲酒量を知り飲酒運転を防止するテスト

以上2種類を含め下記(1)、(2)の研究成果として計5種類のツールが紹介されています。

(1) 厚生労働科学研究(2013~2015年)
「WHO世界戦略を踏まえたアルコールの有害使用対策に関する総合的研究」

(2) AMED委託研究開発(2017~2019年)
「アルコール依存症予防のための簡易介入プログラム開発と効果評価に関する研究」

依存症相談拠点・相談窓口について

 「新潟県アルコール健康障害対策推進計画」では、精神保健福祉センターを相談拠点とし、各保健所を地域の相談窓口としています。アルコールの問題でお困りの方、またはご家族だけで問題を抱え込み解決しようとしてもうまくいかないことが多いため、相談機関や自助グループを利用することも必要です。まずは精神保健福祉センターまたはお住まいの地域の保健所にご相談ください。なお、新潟市にお住まいの方は新潟市の依存症相談拠点である新潟市こころの健康センター<外部リンク>にご相談ください。

アルコールの問題に関する相談拠点(※)・相談窓口
 相談機関 電話番号 お住まいの地域
新潟県精神保健福祉センター(※) 025-280-0113 新潟市を除く県内29市町村の相談拠点
村上保健所 0254-53-8369 村上市 関川村 粟島浦村
新発田保健所 0254-26-9133 新発田市 阿賀野市 胎内市 聖籠町
新津保健所 0250-22-5174 五泉市 阿賀町
三条保健所 0256-36-2363 三条市 燕市 加茂市 弥彦村 田上町
長岡保健所 0258-33-4931 長岡市 見附市 小千谷市 出雲崎町
魚沼保健所 025-792-8614 魚沼市
南魚沼保健所 025-772-8137 南魚沼市 湯沢町
十日町保健所 025-757-2402 十日町市 津南町
柏崎保健所 0257-22-4161 柏崎市 刈羽村
上越保健所 025-524-6132 上越市 妙高市
糸魚川保健所 025-553-1936 糸魚川市
佐渡保健所 0259-74-3407 佐渡市

新潟市こころの健康センター<外部リンク>(※)

025-232-5560 新潟市の相談拠点

依存症専門医療機関について

 ・新潟県では、アルコール依存症・健康障害、薬物依存症、ギャンブル等依存症の人が適切な医療を受けられる体制づくりを目的として、依存症専門医療機関及び依存症治療拠点機関等を指定しています。

 ・依存症専門医療機関は依存症に関する所定の研修を修了した医療スタッフを配置し、専門性を有した医師が担当する入院医療や依存症に特化した専門プログラムを有する外来医療を行うなど、依存症に関する専門的な医療を提供できる医療機関です。

 ・依存症治療拠点機関は専門医療機関の中から選定され、依存症に関する研修や、専門医療機関の活動実績の取りまとめを行うなど、県内の依存症専門医療機関の連携拠点となる医療機関です。

依存症専門医療機関 (※)は治療拠点を兼ねる

医療機関名

住所

電話番号

アルコール

薬物

ギャンブル

さいがた医療センター
アディクション(依存症)診療部門
<外部リンク>(※)

上越市大潟区犀潟468-1

025-534-3131

河渡病院
(アルコール依存症治療について)
<外部リンク>(※)

新潟市東区有楽町1-15-1

025-274-8211

   

かとう心療内科クリニック<外部リンク>

新潟市江南区亀田向陽1-3-35

025-382-0810

新潟県立精神医療センター<外部リンク>

長岡市寿2-4-1

0258-24-3930

   

関病院<外部リンク>

柏崎市元城町1番42号

0257-23-4314

三交病院<外部リンク>

上越市大字塩屋337-1

025-543-2624

   

ささえ愛よろずクリニック<外部リンク>

新潟市秋葉区滝谷町4-20

0250-47-7285

アルコールの「からだ」への影響​

(以下の研究成果等の引用は令和5年6月現在です)

 アルコールの量に応じ、「からだ」や「こころ」にさまざまな問題が生ずることは各種の研究で確認されています。以下に多目的コホート研究(日本人約14万人を対象として実施されている大規模研究、略称「JPHC」)の「現在までの成果」リンクからアルコールに関する主な成果をご紹介します。

多目的コホート研究<外部リンク>でアルコールによりリスクが高まるとする研究成果が発表された「からだ」の病気や死亡原因>

*「現在までの成果<外部リンク>」ページの喫煙習慣と飲酒習慣のグループで「飲酒」をチェックし検索すると最新の成果がご覧になれます。

・消化器官の疾患(口腔・咽頭<外部リンク>食道<外部リンク>大腸がん<外部リンク>肝内胆管がん<外部リンク>膵がん<外部リンク>

前立腺がん<外部リンク>

(喫煙者の)肺がん<外部リンク>

(女性の)乳がん<外部リンク>

(男性の)全がん罹患<外部リンク>

脳卒中<外部リンク>

認知症<外部リンク>

(男性の)2型糖尿病<外部リンク>

全死亡<外部リンク>

(飲酒者の)がん死亡・脳血管疾患死亡・全死亡リスクの上昇<外部リンク>

自殺<外部リンク>

<多目的コホート研究 (JPHC」)でアルコールによりリスクが下がるとする研究成果が発表された「からだ」の病気や死亡原因>疾病の種類としては少ないですが、以下のとおりアルコールが予防的に働く病気や死亡原因も確認されています。ただし、前述の通りアルコールによりリスクが高くなる疾病や死亡原因は非常に多く、以下の研究結果をもとに普段飲まない方にアルコールをお勧めすることは適当ではないと考えられます。

急性心筋梗塞<外部リンク>

非ホジキンリンパ腫<外部リンク>

骨髄異形成症候群(MDS)<外部リンク>

(男性の)胆石<外部リンク>

科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究<外部リンク>リンクでアルコールとの関連が考えられているもの

(男性の)胃がん<外部リンク>

大腸がん<外部リンク>

肝がん<外部リンク>

食道がん<外部リンク>

全がん<外部リンク>

全死亡<外部リンク>

アルコールの「こころ」への影響

 ・これまでに飲んだ、あるいは現在飲んでいるアルコールの量に応じ不眠、不安、うつ、イライラ、気分の落ち込み等、「こころ」にもさまざまな問題が現れることがあります。人によって経過は様々ですが、機会飲酒→習慣飲酒→精神依存→身体依存の順に進み、次第にアルコール中心の生活になり、飲んでいる間の記憶が無くなるブラックアウト、連続飲酒発作、(断酒時の)離脱症状など依存症に伴う生活や性格の変化が生じ、加えて前述のさまざまな身体疾患の症状が出現することも少なくありません。

・アルコール依存症にうつ病を伴うことも多いですが、向精神薬を服薬中に飲酒すると薬剤とアルコールの相互作用等により、主治医による薬剤の処方が困難になることが懸念されます。したがって向精神薬服薬中は断酒が原則です。

・前述の通りJPHCでアルコールと自殺との関連が確認されていますが、アルコールに伴う酩酊や高揚感が死への恐怖を薄れさせ自殺に対するハードルを下げる可能性(厚生労働省e-ヘルスネット > 飲酒 > アルコールによる健康障害 > アルコールとうつ、自殺<外部リンク>)も指摘されています。

・新潟県が令和4年度に実施した新潟県自立支援医療(精神通院医療)受給者自殺調査報告書ではアルコール依存症が大半を占めるF1(精神作用物質使用による精神および行動の障害)受給者の平成26年から令和元年までの自殺数は3人で人年法による自殺率は199.6でした。これは同6年間の新潟県の平均自殺率20.8(新潟県福祉保健年報による当センター計算値)の約9.7倍に相当します

・前述の通りアルコールと認知症<外部リンク>との関連が確認されており、アルコールが認知症の初期段階における怒りっぽさなどの性格の変化に影響している可能性も否定できません。

健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(厚生労働省)

厚生労働省が令和6年2月19日付で公表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」<外部リンク>へのリンクです。本ガイドラインは、アルコール健康障害の発生を防止するため、国民一人ひとりがアルコールに関連する問題への関心と理解を深め、自らの予防に必要な注意を払って不適切な飲酒を減らすために活用されることを目的としています。

節度ある適度な飲酒とは

「新潟県アルコール健康障害対策推進計画」のいう様々な害の危険性を高める「多量の飲酒」とはどれくらいの量なのでしょうか。同計画4ページでは「1日当たり3合以上飲酒する者(毎日かつ1日当たり3合以上、又は週5~6日かつ1日当たり4合以上、または週1~4日且つ1日当たり5合以上飲酒する者」を多量飲酒としています。しかし、それを下回る量でも飲酒量に応じさまざまなリスクが高まることが知られており、国が平成12年に定めた健康日本21(アルコール)<外部リンク> では

「わが国の男性を対象とした研究のほか、欧米人を対象とした研究を集積して検討した結果では、男性については1日当たり純アルコール10~19gで、女性では1日当たり9gまでで最も死亡率が低く、1日当たりアルコール量が増加するに従い死亡率が上昇することが示されている。従って、通常のアルコール代謝能を有する日本人においては「節度ある適度な飲酒」として、1日平均純アルコールで約20g程度である旨の知識を普及する。

この「節度ある適度な飲酒」としては、次のことに留意する必要がある。
1) 女性は男性よりも少ない量が適当である
2) 少量の飲酒で顔面紅潮を来す等アルコール代謝能力の低い者では通常の代謝能を有する人よりも少ない量が適当である
3) 65歳以上の高齢者においては、より少量の飲酒が適当である
4) アルコール依存症者においては適切な支援のもとに完全断酒が必要である
5) 飲酒習慣のない人に対してこの量の飲酒を推奨するものではない」(以上引用)

としており、「節度ある適度な飲酒」という言葉は、「新潟県アルコール健康障害対策推進計画」でも脚注を含め4カ所で引用されています。なお、エチルアルコールの比重を0.8とした場合、酒類に含まれる純アルコール(エチルアルコール)の量(グラム)は以下の式で計算されます。

 
純アルコール量計算式
純アルコール(エチルアルコール)の量(単位:グラム)=酒類の量(単位:ミリリットル)×度数×0.8
例、度数15%の日本酒一合(180ミリリットル)は 180×0.15×0.8=21.6グラム

推定度数は国税庁「酒税関係総括表」の課税数量および税額、複数の酒造・酒販会社webサイト等をもとに当センターが推定したものです。なお、下表の純アルコール概算量では小数点1位以下を四捨五入しています。

表、酒類別推定度数(当センター推定による)と純アルコール量計算例

酒の種類

推定度数

飲酒量

純アルコール概算量

日本酒 15% 1合(180ml) 22g
ビール 5% 中瓶1本(500ml) 20g
ワイン 12% グラス1杯(200ml) 19g
ウイスキー 43% ダブル(60ml) 21g
酎ハイ 5% ロング缶1本(500ml) 20g
酎ハイ(ストロング) 9% ショート缶1本(350ml) 25g

健康的な生活を維持するために以下のリンクから沖縄県作成のスマートフォンアプリ「節酒カレンダー」<外部リンク>等を活用され、節度ある適度な飲酒を心がけましょう。

新潟県アルコール健康障害対策推進計画

多量の飲酒、未成年者の飲酒、妊娠中・授乳中の母親の飲酒(※1)等の不適切な飲酒は、心身の健康障害(アルコール健康障害)(※2)、特にアルコール依存症(※3)うつ、自殺(※4)の原因となるとともに、家庭内暴力・虐待、傷害等の暴力事件(※5)、飲酒運転事故、転倒・転落、溺水等のさまざまな事故(※6)の危険性を高めると言われています。また近年、アルコール依存症による欠勤、二日酔い等による業務能率の低下など産業保健分野の問題(※7)も含め広くアルコールに関係した問題の全てをアルコール関連問題(※8)としてとらえることも提唱されるようになってきました。
 新潟県では、平成31年3月に、「新潟県アルコール健康障害対策推進計画」全文ダウンロード[PDFファイル/863KB]を策定しました。この計画は、アルコール健康障害の発生、進行及び再発の防止を図り、県民の健康を守り安心して暮らすことのできる社会づくりを目的としています。

※1 妊娠中、授乳中の母親の飲酒が、胎児・乳児に対し及ぼす影響に関しては厚生労働省e-ヘルスネット > 飲酒> アルコールによる健康障害 > 胎児性アルコール・スペクトラム障害<外部リンク>をご覧ください。

※2 アルコールが健康に及ぼす影響に関しては厚生労働省e-ヘルスネット > 飲酒 > アルコールによる健康障害<外部リンク>多目的コホート研究(JPHC Study)<外部リンク> 「現在までの成果」<外部リンク>をご覧ください。あわせてSNAPPY 飲酒チェックツール<外部リンク>内の以下のyoutube動画2本も参考としてください。

  • SNAPPY-BEAR<外部リンク>アルコールの心や体への影響についての動画です
  • SNAPPY-BEAR THE PREMIUM<外部リンク>上記動画の続編です

※3 アルコール依存症に関しては厚生労働省e-ヘルスネット > 飲酒 > アルコール依存症<外部リンク>をご覧ください。

※4 アルコールがうつ、自殺に及ぼす影響に関しては厚生労働省e-ヘルスネット > 飲酒 > アルコールによる健康障害 > アルコールとうつ、自殺<外部リンク>をご覧ください。

※5 アルコールが暴力に及ぼす影響に関しては厚生労働省e-ヘルスネット > 飲酒 > アルコールと社会問題 > 飲酒と暴力<外部リンク>をご覧ください。

※6 アルコールが事故等に及ぼす影響に関しては厚生労働省e-ヘルスネット > 飲酒 > アルコールと社会問題 > 飲酒と事故<外部リンク>をご覧ください。

※7 アルコールが産業保健に及ぼす影響に関してはマンガで解説 アルコール依存症(京都市こころの健康増進センター発行こころの健康シリーズ11、京都市印刷物第244738号<外部リンク>をご覧ください。

※8 アルコール関連問題に関しては厚生労働省e-ヘルスネット > 飲酒 > アルコールと社会問題 > アルコール関連問題の分類<外部リンク>をご覧ください。

アルコール消費の現状(「国税庁都道府県別酒類販売(消費)数量」より)  

表、酒類別推定度数
酒類 清酒(含む合成) 焼酎 ビール 果実酒(含む甘味果実酒) ウイスキー・ブランデー 発泡酒 リキュール・その他 スピリッツ
推定度数 15% 24% 5% 12% 43% 5% 5% 10%

各酒類の度数を上の表の通り推定し、国税庁都道府県別酒類販売(消費)数量と推計成人人口をもとに当新潟県精神保健福祉センターが推計した令和4年の新潟県の成人一人一日当たり純アルコール換算消費量は16.44グラムで、全国47都道府県中8位(図1、全国平均は14.86グラム)です。

図1 全酒類

全酒類

特に日本酒(清酒)に関しては令和4年の同消費量は2.85グラムで全国47都道府県中第一位です(図2、全国平均は1.32グラム)。

図2 清酒

清酒

(図1、図2とも令和4年度国税庁都道府県別酒類販売(消費)数量、総務省令和4年10月1日現在推計人口に基づく当センターの推計による)。

純アルコールに換算した当県の各酒類消費割合は図3の通りです。最も多いのは全国平均と同様に焼酎ですが、全国(図4)と比べ日本酒の割合が高くなっています。

図3 純アルコール換算酒類消費割合(新潟県)

新潟県

図4 純アルコール換算酒類消費割合(全国) 

全

健康おきなわ21 アルコール(沖縄県)<外部リンク>へのリンク

飲酒履歴を視覚的に管理するカレンダーや充実したレポート、AUDIT「オーディット」(アルコール使用障害同定テスト)などの機能を実装したアプリ「うちな〜適正飲酒普及啓発カレンダー (略称:節酒カレンダ−)」(iPhone用、アンドロイド用)、純アルコール計算、節酒カレンダー(印刷物)などが公開されています。いずれも使用方法、使用上の注意、結果の見方等は上記ページ内の説明をご覧ください。

アルコール問題関係機関・団体リンク集(法人種別、五十音順、☆印は県内支部あり)

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