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ミルクボランティアを募集しています【新潟県動物愛護センター】
ミルクボランティアとして活動していただける方を募集いたします。ぜひ、ご協力をお願いします!
ミルクボランティア募集ポスター [PDFファイル/744KB]
ミルクボランティアさんに育ててもらった子猫たちは、人間と一緒に生活する上で必要な社会化をミルクボランティアさんのお家で経験し、譲渡に適したサイズ(2か月齢頃)まで成長しセンターに戻ってきます。
※社会化期とは、生後2週齢~7週齢にかけて社会性を身につける時期と言われています。この頃に様々な経験をして性格や運動能力を形成します。猫同士でじゃれ合って力加減を学んだり、他の猫との接し方を身につけます。人間とのふれあいをすると人間を仲間と理解し人懐っこい性格に育ちます。
1 ボランティア活動内容について
(1)預かっていただく動物について
概ね生後約3週齢から4週齢の健康な子猫
※動物愛護の観点から、兄弟・姉妹等の同腹の動物を預かっていただければ助かります。
(2)ボランティアの方にお願いすること
- 概ね生後約2か月程度(固形フードが食べられるまで)まで飼育し、お戻しいただきます
- 授乳が必要な幼齢猫の場合、最低1日5~6回の授乳(3~4時間おき)、離乳食等の給餌、排泄の補助
- 日々の健康管理 等
※詳細については、オリエンテーションで説明します。
※ミルク等のフード類、シリンジ・哺乳瓶などは支給します。また、体重計など、日々の健康管理に必要な物資は貸出ししますが、 ボランティアの方でご負担していただくものもあります(猫用トイレ、猫砂、交通費等)。
センターへ戻ってきた子猫の健康状態は非常に良好で、元気に新しい飼い主へ譲渡することができました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。
(3)主な応募条件(詳細は応募用紙を参照ください)
- 県内在住の成人の方で、ペット飼育が可能な住宅に住み、終日動物のお世話が可能な方
- 車で動物の送迎が可能な方(預かりをお願いした場合、すぐに迎えに来られる方)
- 動物を適正に飼育できる環境であり、家族の同意が得られている方(後日、飼育場所を現地確認します)
- 既にペットとして犬又は猫を飼育している場合、次のことを行っている方
- 狂犬病予防法に基づく犬の登録と予防注射を行っている方(犬の場合)
- 室内のみで飼育している方(猫の場合)
- 混合ワクチンの接種、不妊去勢手術を行っている方(犬又は猫の場合)
- 事前に実施するオリエンテーションを受講していただける方 等
※オリエンテーションは新潟県動物愛護センター(長岡市関原町1丁目2663-6)で行います。日時は応募者の方に別途お知らせします。
《参照》新潟県動物愛護センターHP
2 応募方法について
応募用紙をご記入の上、Faxまたは郵送でお願いします。
なお、応募用紙は下記からダウンロードしてください。
【応募用紙の郵送先】〒940-2035
新潟県長岡市関原町1丁目2663-6
新潟県動物愛護センター
Fax: 0258-21-5502
- 「ミルクボランティア」募集概要[PDFファイル/116KB]
- 「ミルクボランティア」応募用紙 [PDFファイル/176KB]
- 「ミルクボランティア」募集概要[Wordファイル/38KB]
- 「ミルクボランティア」応募用紙 [その他のファイル/140KB]
- 平成27年11月12日付け報道資料[PDFファイル/150KB]
年度別実績
平成28年度から、さらなる殺処分数の減少を進めるため、保護された幼弱な子猫をご家庭で一時預かりし、譲渡に適した状態になったら県の保護施設へお返しいただくミルクボランティア事業を行っております。
年々ボランティアさんのスキルも向上しており、今まで助けることができなかった幼齢な子猫達が健康に育ち、多くの方に譲渡されています。ボランティアさんに預けた子猫達は、健康状態が良く人慣れしているため、センターに戻った後も比較的速やかに譲渡されます。
令和3年3月8日(月曜日)に愛護センターでミルクボランティア活動報告会を開催しました。
新型コロナウイルス感染防止に配慮しながら、令和2年度ミルクボランティア活動報告会を開催しました。
前半部ではセンターの獣医師から
「新潟県の現状、実績報告等」
・子猫はボランティア家庭で社会化期を人間と過ごすことにより人馴れし、戻ってきた後すぐに譲渡されていること
・センターの子猫の譲渡率が近年高水準であること(令和元年度94%、令和2年度93%)
・ミルクボランティア事業が徐々に県民に認知されてきたため、活動ボランティア数が増えてきたこと
「ペットとコロナウイルス~犬や猫もコロナにかかるの?~」
・新型コロナウイルスの動物への感染例や感染状況
・ヒトからペットへの感染例まれにあるが、ペットからヒトへの感染例は今のところないこと
・新型コロナウイルスから自分のペットを守るためには
などが報告されました。
後半は、2年ぶりの開催(令和元年度は新型コロナウイルス蔓延防止のため中止)ということもあり、普段の世話で生じた様々な疑問点をセンター獣医師と議論したり、ベテランのボランティアさんからよりよいアドバイスを頂いたり非常に有意義な時間でした。また自分たちが世話した子猫がすぐに新しい家族に迎え入れられて、高い譲渡率を達成できたことに大変感動されていました。苦労する面もあったが、それ以上に楽しくやりがいのある活動であり、ぜひ次年度も参加したいとのお言葉を頂きました。最後に、新人のボランティアさんも増えたこともあり、一人一人自己紹介をし、全員で記念撮影を行いました。
ミルクボランティアの皆様、今後とも不幸な命を減らしていくためにご協力をお願いいたします。ミルクボランティアは随時募集中です。興味のあるかたはセンターまでお問い合わせください。
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