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井戸水を飲用されている皆さんへ
井戸水を飲用するには、利用者や管理者の責任で管理などを行わなければなりません。
1 飲用井戸の清潔の保持について
- 井戸の周辺に関係者以外の人や動物が入らないよう、井戸の蓋(ふた)に鍵をかけ、その周辺に柵を設けるなどの措置をしましょう。
- 井戸の構造(井筒、ケーシング、ポンプ、吸込管、弁類、管類、井戸のふた、水槽等)及び井戸周辺の清潔保持等について定期的に点検を行い、施設の清潔保持に努めましょう。
- 水を飲用する前に色、濁り、味、臭いに異常がないか毎日確認しましょう。
2 飲用井戸の水質検査について
水質検査項目について
水質検査は、下表の項目を行いましょう。
使用開始前の水質検査 | 水道水質基準項目の全項目(51項目) |
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定期の水質検査 (1年以内ごとに1回) |
(1)標準12項目 (一般細菌、大腸菌、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、鉄及びその化合物、塩化物イオン、有機物(全有機炭素(TOC)の量)、pH値、味、臭気、色度、濁度) (2)その他追加する項目 地下水において検出されることの多いトリクロロエチレンなどの有機溶剤や鉛・ヒ素などの金属類の項目のうち、周辺の地下水質検査結果などから必要と判断される項目 |
水質検査の依頼先について
簡易専用水道及び登録検査機関について(新潟県ホームページ)
3 汚染が判明した場合の措置
水質検査の結果、水質基準を超える汚染が判明した場合は直ちに飲用を止め、すみやかに市町村又は保健所へ相談してください。
- 井戸水の水質は日々変動していますので、病原微生物による感染事故を防ぐため、滅菌器を設置するか、十分に沸騰させてから飲むようにしましょう。
- 安心して水を飲むために、上水道などの給水区域内にお住まいの方は、水道水を利用しましょう。