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石田 宣一(Senichi Ishida ) 仏壇製作(木地部門)マイスター

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0057243 更新日:2021年3月5日更新

石田宣一マイスター

にいがた県央マイスター
石田宣一(いしだせんいち)
認定称号:仏壇製作(木地部門)

プロフィール
昭和17年生まれ
勤務先:石田仏壇店

高校卒業後、ディスプレイ関係の仕事を経て25歳で家業の石田仏壇店に就職し現在に至る。
平成3年及び平成9年の全国伝統的工芸品仏壇仏具展での中小企業庁長官賞など、多数の入賞実績がある。
平成17年度、伝統工芸士に認定される。
平成20年から平成24年まで三条・燕・西蒲仏壇組合の理事長を務める。

三条仏壇の基礎を支える

仏壇製作を行う石田宣一マイスター

三条仏壇は、1690年(元禄3年)の三条別院の創建後に製造が始まったもので、新潟県内の仏壇産地で最も歴史が古い。細かい部品まで一つ一つ外せるのが特長で、「漆塗り」や「金箔押し」の作業が表・裏隅々まで可能である。石田マイスターはその木地製作を担う。
工程のほとんどを手作業で行う仏壇製作のうち、木地製作は仏壇の形を最初に作り出す基礎の工程であり、仏壇のデザインがほぼ決定する。宮殿造りでは、桝組の基本を大切にするという。石田マイスターは、「仏壇は、仏様を安置する場所が一番大事で、そこを要にバランス良く作ることが大切。」と語る。
伝統の技を継承しながらも、現代の住環境に適した仏壇など、豊かな発想力で新しいデザインの仏壇の開発にも積極的に取り組んでいる。

マイスターのココがすごい!
木地製作は、仏壇製作の基礎の工程である。ほとんど手作業で行われ、角材を円柱に加工する道具は鉋(かんな)である。鉋一つで、「四角形の柱」が「真円の柱」に変わるから驚きである。また、組立てに用いる釘が見えないように部品を組むなど、仏壇がより美しく仕上がるための工夫にも妥協がない。

三条仏壇

三条仏壇の画像
三条仏壇

仏間の間口を最大限活用できる石田マイスター考案の扉の無い仏壇。写真は主に禅宗の家庭向け。宗派によって様式が異なるが、石田マイスターは各宗派の本宮殿を作ることができる。
※石田マイスターは木地製作を担う。

マイスターカード

石田 石田裏

問い合わせ先

石田仏壇店
電話・Fax: 0256-32-5918

石田宣一マイスター(パンフレットより)[PDFファイル/1.03MB]

石田宣一マイスター紹介動画<外部リンク>

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