ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし・安全・環境 > 防災 > 新潟県砂防事業100周年アーカイブ        Ngt S1(Niigata_Sabo_One)

本文

新潟県砂防事業100周年アーカイブ        Ngt S1(Niigata_Sabo_One)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0416116 更新日:2022年3月28日更新

 

 ここでは、新潟県の砂防に関するナンバーワンやオンリーワンを紹介しています。

NGT凡例

 

【万内川】県内初の砂防事業

えんてい 万内川は、妙高市の西方に位置する粟立山の北に源を発する砂防河川です。
 明治35年5月に栗立山で大規模な崩壊が発生し、土石流となって民家30戸を押し潰しました。この土砂災害を契機として、大正10年に県内初の砂防事業として万内川において砂防堰堤が施工されたことから、万内川は「新潟県砂防発祥の地」とされています。
 

★関連資料★
地域を守り続けてきた砂防えん堤群-文化財登録へ-(平成15年3月発行) [PDFファイル/8.83MB]
西野谷が語る 万内川砂防の歴史と価値(令和3年10月発行) [PDFファイル/6.09MB]

 

【火打山川】県内最大堤高の砂防堰堤

火打山 火打山川第1号堰堤(糸魚川市)は火山砂防基本計画で対象としている融雪型火山泥流及び降雨に起因する土石流による土砂災害を未然に防止するための砂防堰堤です。
 長さは301.3m、高さは34.5mあり、県内最大堤高の砂防堰堤です。

 

 

 

【法師ヶ沢川】災害関連緊急砂防 事業費最大

法師 平成16年10月23日に発生した新潟県中越地震により、小千谷市小栗山地内の法師ヶ沢川において土砂が流出しました。
 地震や大雨等により、土砂災害が発生した箇所において、さらに著しい被害を及ぼすおそれがあり、緊急的に実施する事業である災害関連緊急砂防事業(事業費738,000千円)が採択されました。これは、本県での災害関連緊急砂防事業の中では最大の事業費となっています。

★関連資料★
新潟県中越地震と土砂災害(平成17年9月発行) [PDFファイル/16.43MB]
平成16年新潟県土砂災害復興記録集-7 13新潟豪雨災害10 23新潟県中越大震災-(平成19年3月発行) [PDFファイル/533KB]

 

【玉ノ木】全国初の地すべり対策(グラウンドアンカー工)

対策後 昭和60年2月15日、旧西頚城郡青海町玉ノ木(現糸魚川市)で地すべりが発生し、死者10名、重軽傷者4名の大惨事となりました。
 復旧は保全対象の重要性が高いため、抑止工を基本とした対策工が実施され、本格的な地すべり対策として、全国初のグラウンドアンカー工が施行されました。

★関連資料★
玉の木地すべり [PDFファイル/4.58MB]
新潟県の砂防(2014)(平成26年発行) [PDFファイル/5.87MB]
新潟県の砂防(1998)(平成10年発行) [PDFファイル/8.9MB]
新潟県の砂防(1990)(平成2年発行) [PDFファイル/19.02MB]
新潟県の地すべり(発行21年3月発行) [PDFファイル/13.57MB]

 

【栃ヶ原】全国初の地すべり対策・全国初の地すべり観測

集水井 集水井とは、地すべりの原因となる地下水を集めて川に流すための井戸です。
 昭和30年に日本で初めての集水井として建設されたのが、柏崎市高柳栃ヶ原にある栃ヶ原地すべり第1号集水井です。栃ヶ原地区では現在までに12基の集水井が建設され、そのうち第1号から第3号までが令和元年に登録有形文化財に登録されました。
 また、昭和37年に全国初の地すべり観測がされたのもこの栃ヶ原地区です。

★関連資料★
「栃ヶ原地すべり」のお話 [PDFファイル/3.2MB]
栃ヶ原地すべり集水井~日本初の地すべり対策用井戸~[PDFファイル/2.19MB]

 

【松之山】全国初の地すべり調査・県内最大の地すべり防止区域

松之山 昭和37年11月4日、松之山地域で松之山大地すべりが発生し住民の生活に大きな影響を及ぼしました。翌年1月7日から3mあまりの積雪の中で緊急調査が始められ、全国初の地すべり調査となっています。
 地すべり防止区域の面積は、県内最大の787.15haとなります。

★関連資料★
松之山地すべりの記録(昭和43年10月発行) [PDFファイル/27.28MB]
大地と共に生きる(平成26年3月発行) [PDFファイル/8.99MB]
地すべりの話(平成25年11月発行) [PDFファイル/1.09MB]
新潟県の地すべり(平成21年3月発行) [PDFファイル/13.57MB]

 

【番神】県内初の補助急傾事業

番神 県内で最初の急傾斜地崩壊対策が行われたのは柏崎市の番神地区です。人家の背後に高さ30mの急傾斜地が広がります。
 中越沖地震では一部施設が被災しましたが、大規模ながけ崩れを防止し、効果を発揮しました。

 

 

【国川】災害関連緊急地すべり採択事業費最大・全国初土砂法(地すべり)緊急調査

被災 平成24年3月7日午後、2月中旬からの急激な融雪水の影響により上越市板倉区国川地内で地すべりが発生しました。この地すべりに対して災害関連緊急地すべり対策事業を実施し、採択事業費は最大の24.6億となりました。
 また、平成24年3月8日から土砂災害防止法第26条に基づく緊急調査を全国で初めて実施しました。

★関連資料★
国川地すべりの記録 [PDFファイル/11.79MB]
平成24年融雪期に発生した土砂災害の記録(平成25年12月発行) [PDFファイル/13.15MB]
新潟県の砂防(2014)(平成26年発行) [PDFファイル/5.87MB]

 

【馬場】全国初の土砂災害防止法(地すべり)区域指定

馬場 1981年1月に妙高市馬場で地すべりが発生し、市道250m、農地4haを流失し、人家8戸が全壊しました。その後、1982年9月には台風18号に伴う豪雨により再び地すべりが発生し、地表部で約20mの移動が生じました。
 2005年には全国初の土砂災害防止法(地すべり)区域として指定されました。

★関連資料★
馬場地すべり(昭和58年3月発行) [PDFファイル/7.87MB]
新潟県の地すべり(平成21年3月発行) [PDFファイル/13.57MB]

 

【中野川】県内最大堤高の砂防堰堤

 妙高市を流れる中野川は明治35年5月に大崩壊を起こした粟立山と大毛無中野川4山に源を発し、両善寺地先で御備川に合流する河川で、下流の西野谷新田集落を土石流災害から守るため砂防堰堤と護岸工を整備しました。
 最上流の中野川4号堰堤は土砂が堆積するまでの間は農業用水として利用するため水溜構造としています。高さが30mあり、県内最大堤高の水溜砂防堰堤です。

 

【根知川】県施行唯一アーチ式砂防堰堤

 根知川は雨飾山に源を発し、7号堰堤姫川に合流する流路延長約7kmの河川です。
 昭和15年より土石流対策として根知川1号堰堤が築造されてから現在までに10基の砂防堰堤が整備されていますが、そのうちの根知川7号堰堤は県内唯一のアーチ式砂防堰堤です。

 

 

【小滝】県内最大の集水井工

 平成3年8月31日、糸魚川市小滝地内に地すべりが発生しました。小滝
小滝地内では優れた自然景観・環境を有していることから、対策工事は景観との調和に配慮されました。その一つとして行われた集水井工は、内径4.0m、深さ60mで県内最大となっています。

★関連資料★
ロマンシングスペース ヒスイ峡 [PDFファイル/9.5MB]
新潟県の地すべり(平成21年3月発行) [PDFファイル/13.57MB]

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ