本文
【歴史博物館】第31回 重要無形文化財保持団体秀作展「日本の伝統美と技の世界」/[併設]冬季テーマ展示「小千谷縮・越後上布の手しごと」を11月7日から開催します
重要無形文化財保持団体秀作展「日本の伝統美と技の世界」および冬季テーマ展示「小千谷縮・越後上布の手しごと」概要
柿右衛門、結城紬、輪島塗、細川紙などの工芸技術は、重要無形文化財に指定されており、全国に16の保持団体があります。重要無形文化財保持団体秀作展「日本の伝統美と技の世界」は、その作品を展示するものです。それぞれの高度な工芸技術を駆使して製作された作品が一堂に会した会場で、各地で受け継がれてきた伝統文化や伝承される技のすばらしさを、ぜひご覧ください。
秀作展にあわせて、新潟県内の重要無形文化財を紹介する展示「小千谷縮・越後上布の手しごと」を設けます。絵巻や製作用具などをとおして、手しごとで生み出される小千谷縮と越後上布の世界を紹介します。
◆ 会 期 2025年11月7日(金曜日)〜12月21日(日曜日)
◆ 時 間 9時30分~17時00分
◆ 場 所 新潟県立歴史博物館 企画展示室
(新潟県長岡市関原町1-2247-2)
Tel:0258-47-6130 Fax:0258-47-6136
◆ 休館日 月曜日(月曜が祝休日の場合は翌平日)
◆ 観覧料 無料
(常設展を観覧する場合は、常設展観覧料が必要です。)
◆ 主 催
全国重要無形文化財保持団体協議会
全国重要無形文化財保持団体協議会南魚沼・小千谷大会実行委員会
◆ 共 催
南魚沼市・南魚沼市教育委員会・小千谷市・小千谷市教育委員会・新潟県立歴史博物館

【展示解説】
各日13時から30分程度です。参加希望の方は、13時に企画展示室入口に集合してください。
●11月8日(土曜日)・9日(日曜日)細川紙技術者協会による解説
●11月23日(日曜日)輪島漆塗技術保存会による解説
●11月29日(土曜日) 越後上布・小千谷縮布技術保存協会(塩沢)による解説
●11月30日(日曜日) 越後上布・小千谷縮布技術保存協会(小千谷)による解説
【製作実演】
〇紙漉き技術の実演(細川紙技術者協会)
11月8日(土曜日)10時00分~16時00分
11月9日(日曜日)10時00分~15時00分
埼玉県小川町・東秩父村で伝承される手漉き和紙の製作技術で10以上の工程を経て製紙されます。縦横それぞれ1メートルを超える漉き船を設置し、紙漉き工程を実演します。
〇沈金・蒔絵技術の実演(輪島塗技術保存会)
11月23日(日曜日)10時00分~16時00分
11月24日(月曜日・休日)10時00分~12時00分
石川県輪島市で伝承される漆芸技術で、「固牢優美」と称賛されています。江戸時代に発達し、高い評価を得ている装飾技術から沈金と蒔絵技術を実演します。
〇越後上布製作技術の実演(越後上布・小千谷縮布技術保存協会)
11月29日(土曜日)10時00分~16時00分
11月30日(日曜日)10時00分~16時00分
雪深い新潟県魚沼地方で連綿と受け継がれてきた麻織物「越後上布」。江戸時代の文人・鈴木牧之が著した『北越雪譜』にも描かれた製作技術を実演します。
〇小千谷縮製作技術の実演(越後上布・小千谷縮布技術保存協会)
12月6日(土曜日)10時00分~16時00分
12月7日(日曜日)10時00分~16時00分
江戸時代初期に堀次郎将俊が技術改良した縮は同時代中期に最盛期を迎え、現在まで主要産業として小千谷市の繁栄を支えました。この小千谷縮の製作技術を実演します。

当館入口エントランス(11月8日、9日は企画展示室前ロビー)にて、ご自由にご覧いただけます。
休憩のため実施していない時間帯があります。諸般の事業により内容や時間を変更する場合があります。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)





