本文
米づくりの1年
米づくりの1年
育苗
ハウスで丈夫な苗を育てます。苗床に土や肥料を入れ、種をまき、水やりをして、日当たりや温度・湿度に気をつけながら育てます。
耕起・代かき
水田に肥料をまき、トラクターで掘り起こします。その後、水をはって平らにします。
田植え
苗の葉が2枚以上、苗の長さが12センチメートルくらいになったら、田植機で1株あたり3~4本ずつ植えます。今では、10列を同時に植えられる大型の田植機もあります。
水管理
田植えのあとは、水田に水を入れ、天気に合わせて水の深さを加減します。例えば、気温が低い時に水を深くすることにより、稲を保温することがあります。
中干し、溝切り
稲の生育を健全にし、実りを良くするために、田植えから約1ヶ月後に水田の水を抜き、溝を掘ります。
稲刈り
稲穂が実り、黄金色になるといよいよ稲刈りです。コンバインは、同時に何列も稲を刈り、籾と藁にわけ、さらに藁を切ることができます。切った藁は、秋のうちにすき込むことでよい土ができます。