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南魚沼地域

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0260551 更新日:2020年3月26日更新

南魚沼地域の農業の概要

 当地域は新潟県の南端に位置し、南魚沼市、湯沢町の1市1町からなります。耕地は谷川岳を源流とする魚野川の両側に広がり、南魚沼産コシヒカリの産地となっています。また、「八色西瓜(やいろすいか)」をはじめカリフラワーやズッキーニなどの園芸品目も栽培されています。

南魚沼地域(南魚沼市、湯沢町)の農業経営体数と経営耕地面積

項目 平成22年 平成27年

農業経営体数  [単位:経営体]

4,530

3,868

経営耕地面積 [単位:a]

618,285 594,360

資料:農林業センサス

 注:1a(アール)=100m2(平方メートル)

主な農産物

八色西瓜(やいろすいか)(大玉すいか)、八色っ娘(やいろっこ)(小玉すいか)

旬な時期:7月上旬から8月中旬

主な産地:南魚沼市(大和町、六日町)

 歴史は古く、大正末期から昭和初期に栽培が始まりました。当地域では「夏といえば八色西瓜。八色西瓜といえば夏が来る」といわれる夏の風物です。盆地で昼夜の温度格差が大きいため糖度が高く、シャリ感のある西瓜が特徴です。糖度や空洞、外観等をセンサーで測定し信頼できる品質をお届けしています。

すいかの写真1すいかの写真2

カリフラワー

旬な時期:9月上旬から11月下旬

主な産地:南魚沼市(大和町、六日町、塩沢町)

 30年以上の栽培の歴史があり、出荷量は県内3番目の産地です。近年、新規で取り組む若手農家が増え、産地規模が年々拡大している勢いのある品目です。葉掛けや調製作業を丁寧に行い、真っ白な花蕾をお届けできるよう努力しています。10月の出荷量が一番多くなります。

カリフラワーの写真1カリフラワーの写真2

養液土耕ミニトマト

旬な時期:5月中旬から1月下旬

主な産地:南魚沼市(大和町、六日町、塩沢町)、湯沢町

 ここ数年栽培面積が拡大している品目です。施設(ハウス)栽培で雪のリスクがありますが、周年営農を実現したい熱い思いを持った農家が集まり技術研鑽し取り組んでいます。一度食すると虜になる酸味と甘みのバランスが良い「エコスイート」という品種を栽培しています。出荷は7月から8月が多くなります。

養液土耕トマトの写真1養液土耕トマトの写真2

アスパラガス

旬な時期:5月上旬から9月下旬

主な産地:南魚沼市(大和町、六日町、塩沢町)、湯沢町

 豊富な雪解け水、日較差の大きい内陸気候を活かして、古くから栽培が続けられています。最近は、長期どり栽培が主流で、丁寧な土づくりと管理により、春から秋まで収穫が続き、直売所でも人気の高い野菜です。

アスパラガスの写真1アスパラガスの写真2

ズッキーニ

旬な時期:6月中旬から10月中旬

主な産地:南魚沼市(塩沢町、六日町)、湯沢町

 30年以上前に栽培が始まり、国内でも先駆的な産地です。数回に分けて種まきし、初夏から霜が降りるまで収穫が続きます。主に県内のスーパーなどに出荷されますが、地元直売所には甘みが強いやや大きめの果実が並ぶこともあります。

ズッキーニの写真1ズッキーニの写真2

かぐらなんばん

旬な時期:7月上旬から10月下旬

主な産地:南魚沼市(大和町、六日町、塩沢町)、湯沢町

 全国的にも珍しいクシャクシャとした球形のトウガラシで、南魚沼地域の在来野菜として、古くから作り継がれています。さわやかだが強い辛み(特にワタ部分)を有する未熟な緑果とあわせて、完熟した赤果も出荷されます。また、地元農家や加工業者の手により、「南蛮味噌」など、多様な加工品が造られ販売されています。

かぐらなんばんの写真1かぐらなんばんの写真2

ふきのとう

旬な時期:1月から2月

主な産地:南魚沼市(大和町、六日町、塩沢町)

冬期間品目としてH30から本格的に栽培が始まりました。夏は露地で育成し、冬は施設(ハウス)等で管理・出荷しています。露地のふきのとうと違い苦みが少なく、食べやすいのが当地域の特徴です。

ふきのとうの写真1ふきのとうの写真2

ユリ切り花

旬な時期:6月から11月

主な産地:南魚沼市(大和町)

 八色花卉組合では、豪華な大輪の花を咲かせる「カサブランカ」を中心に約40品種のユリを栽培しています。すべての人に喜ばれる花づくりを目指し、技術研鑽を重ね、高品質な切り花生産を進めています。

ユリの写真1ユリの写真2

シャクヤク

旬な時期:5月下旬から6月中旬

主な産地:南魚沼市(大和町)

 八色花卉組合では、雪消えの遅い地域の特色を活かし、初夏の催事を彩るシャクヤク切り花を生産しています。白や薄ピンクの花色の品種を栽培し、主に県外に出荷されますが、地元直売所でもお求めできます。

シャクヤクの写真1シャクヤクの写真2

ぶどう

旬な時期:8月から9月

主な産地:南魚沼市(大和町)

 昔から野菜苗農家がハウスを利用して巨峰等を栽培していましたが、近年は高糖度のシャインマスカットが導入されています。盆地のため寒暖差のある気候が高糖度なぶどうづくりに向いており、今後少しづつ栽培面積が増加する見込みです。

ぶどうの写真1ぶどうの写真2

生乳

主な産地:南魚沼市(塩沢、六日町、大和)

 豪雪地帯にあって通年で収入を得られることから、農場数は少ないものの規模拡大や後継者の確保が進み、生産性の高い経営が営まれています。地域には、生産された生乳を用いたアイスクリームの加工販売を行う業者もあり人気となっています。

酪農の写真1酪農の写真2酪農の写真3

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