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【新津】能代川水辺公園について
平成12年7月15日から16日にかけて新潟県中越・下越地方に停滞していた梅雨前線の集中豪雨により、能代川が氾濫し、周辺人家へ浸水被害をもたらしました。
これにより「能代川災害復旧助成事業」「小阿賀野川・能代川河川災害復旧等関連緊急事業」が採択され、自然に優しく調和した「多自然型川づくり構想」に基づいた、人々が楽しめる川づくりに着手しました。
その中で、五泉市西四ツ屋地内に新しく整備された能代川に能代川水辺公園の整備が実現しました。
名称は公募により、「能代川水辺公園」「楽新保(たのしんぼ)広場」「サケの路(水路)」と名付けられました。
その他に、能代川の堤防天端はアスファルト舗装されており、新潟市秋葉区からサイクリングロード(能代川水辺サイクリングロード)として整備されており、これも地域住民と一体となって計画し、整備しました。
サケの路(みち)について
サケの路(みち)は、能代川多自然型川づくり研究会のメンバーや能代川サケ・マス増殖組合員、五泉市職員、九十九曲がりの会会員、地域住民など、多数の方々から参加していただき、親水階段や粗朶護岸などの整備を、手作りで行いました。
能代川を遡ってきたサケは、このサケの路に誘導され捕獲されます。捕獲されたサケは上流の戸倉地内にある孵化場で人工授精され、春まで孵化場にて稚魚となるまで育てられます。春になると稚魚は能代川に放流され、3から5年後に、ふるさとの川「能代川」に帰ってくるのを待ちます。
例年、秋になると、イベントとしてサケのつかみ捕りが開催されます。
興味のある方は、一度参加してみてください。
過去のつかみ捕りの状況
過去のつかみ捕りの状況
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