本文
【新潟】農業用ため池の防災・減災対策
農業用ため池の防災・減災対策
近年、局地的豪雨や地震の発生により、全国でため池の決壊が発生しています。
万が一決壊した場合、周辺の地域に被害を及ぼすおそれがある農業用ため池は、一定の基準により「防災重点ため池」として選定されています。
豪雨・地震・劣化対策が必要と判定された「防災重点ため池」を適切に改修することで、ため池決壊による、田んぼや畑、公共施設や家屋への災害を未然に防止しています。
【防災重点農業用ため池緊急整備事業 鹿瀬地区(曲松ため池)】(阿賀町)R1~R4
300年以上前に築堤され、昭和43~44年に改修されたため池ですが、耐震点検において耐震性を有していないことが判明しました。
下流の農地、農業用施設及び人家への浸水被害等を防止するため、堤体の土質改良等、改修工事を行いました。
改修前
改修後
【ため池等整備事業(地震対策ため池防災工事)弁天山堤地区】(五泉市)H30~R3
明治時代に築造され、昭和57~平成5年に改修されたため池ですが、耐震点検において耐震性を有していないことが判明しました。
下流の農地、農業用施設及び人家への浸水被害等を防止するため、堤体の土質改良等、改修工事を行いました。
改修前
改修後