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【新潟】ほ場整備事業の取組紹介
ほ場整備事業の取組紹介
新潟県では、農地の大区画化と水田の汎用化やスマート農業の導入などによる一層の営農の省力化を進めるとともに、ほ場整備を契機とした担い手への農地集積及び分散している農地を担い手ごとにまとめる集約化、経営規模の拡大、生産コストの軽減、大規模園芸の導入による産地づくりを推進しています。
当管内でも、新潟市秋葉区、江南区、五泉市で、ほ場整備事業に取り組んでいます。
【別所地区 H29~R6 (五泉市)】
<整備前>区画が10aと狭小で作業効率が悪いほ場でした
<整備後>標準区画1haと大きくなり作業効率がよくなります
土水路で用排兼用だった用水路をパイプライン化し、用水の有効利用が図られます。
排水路は土水路からコンクリート水路や管水路に整備し、維持管理の労力が軽減されます。
ほ場内の道路が拡幅され、大型機械の通行や、車のすれ違いが可能になります。
暗渠排水を整備し水はけがよくなることで、水田の汎用化(水稲だけでなく、麦、大豆、園芸作物などの畑作物が栽培できます)が可能となります。
農業法人の取組
ほ場整備を契機に設立された農業法人では水稲栽培のほかに、汎用化された農地で大麦や大豆等の転作を行っています。
また、大区画化により効率化が図られた余剰時間等を有効に活用し、地域特産の里芋やカリフラワー、トマト(ハウス)等の園芸作物の栽培も行っています。
大麦の刈り取り風景
里芋の収穫風景
法人による大規模化、効率化事例[PDFファイル/585KB]
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