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C L Tの活用事例を紹介します
C L Tとは
C L T(Cross Laminated Timber,直交集成材)とは、ひき板を繊維方向が直交するように重ねて接着した木材製品です。
特徴は、以下のとおりです。
(1)厚みのある木製パネルであるため、地震に強く、さらに断熱性と耐火性の向上が期待できます。
(2)コンクリートより比重が小さいため、建物の重量を軽くすることができ、基礎工事などの簡略化が可能。
(3)鉄筋コンクリートの建物に比べ、施工が簡単で工期の短縮が可能。
長岡管内のC L T建築物を紹介
1 農業総合研究所 中山間地農業技術センター (H29工事完了 長岡市)
新潟県が整備した施設で、中山間地に適する特産品目等について研究する目的で利用されています。
建物の壁、床、屋根に新潟県産材C L Tが使われています。
2 柏崎市立槇原小学校 (R4年3月工事完了予定 柏崎市)
校舎棟の増築工事を行っており、完成は3月下旬の予定です。
教室や図工室などが入る木造の増築棟でC L Tが使われます。C L Tが県内の公立学校で使われるのは初めてです。
工事についての詳細は、槇原小学校のホームページに掲載されています。
槇原小学校ホームページはこちらから<外部リンク>