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【村上】森林づくり支援について
新潟県では、健全で多様な森林づくりと良質な木材生産のための森林施業(造林、下刈り、枝打ち、間伐など)を行っている森林所有者の皆様に、補助金という形で支援を行っています。
補助内容は、下記のとおりですが、補助となる条件(面積、林齢など)がありますので、 詳しくは林業振興課又は最寄の森林組合へご相談ください。
森林を作る
1 事業内容
- 民有林造林奨励事業
- 人工造林 拡大造林、再造林、被害地造林
- 保育施業 雪起こし、下刈り、除伐、間伐、枝打ち
- 複層林施業 整理伐、受光伐、樹下植栽、改良
- 作業路開設 上記の作業に必要な作業路の開設
2 施業の内容
造林
スギやヒノキなどの苗木を1ha当たり、2,000~3,000本植栽します。このように人の手によって植栽された山を「人工林」といいます。
雪起こし
雪の多い地域では、スギなどの苗は雪圧により倒れてしまいます。このため、縄などを使って倒れることを防ぎます。
下刈り
スギなどの苗を植えた場所では、ササや雑草などが繁茂し、苗木の生長を妨げるため、これらを刈り払います。
枝打ち
林内の光環境の改善を図ったり、節のない良質な木材を生産するため、さらに枯れ枝から侵入する病害虫を防ぐため、枝を切り落とす作業です。
間伐
植えた木が大きく育ち、林が込み合ってくると、生長が阻害されます。この込み具合を調節して、丈夫な林にするため間引きをする作業です。
作業道
造林するための苗木運搬や、間伐材の搬出など、作業の改善を図るため、簡易な道を開設します。