ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 村上地域振興局 地域振興担当 > 【村上】村上・岩船地域で頑張っている住民主体の活動団体を紹介します(第3回)

本文

【村上】村上・岩船地域で頑張っている住民主体の活動団体を紹介します(第3回)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0052620 更新日:2019年3月29日更新

 「自分も何か、地元に貢献したい」、「この地域を元気にしたいアイデアがあるけれど、同じ事を考えている人はいないかな」など、地域活動に興味のある方は多いと思います。そんなときに、同じような考えを持ち、活動している団体が地域内にあるかもしれません。
 このページでは、村上・岩船地域で、住民主体で活動している団体・NPO法人について、1団体ずつ紹介していきます。

※NPOとは NPO(エヌ・ピー・オー)は、Nonprofit Organization の略称で、営利を目的としない団体という意味。現在、日本では、民間の非営利団体、その中でも特に市民が主体となって社会貢献活動を行っている団体を指してNPOと呼ぶことが多い。


 第3回は、村上市神林地区の総合運動施設「パルパーク」を拠点に総合型地域スポーツクラブとしてスポーツをはじめ文化活動や様々なイベントを通じて地域の健康づくり、仲間づくり、まちづくりに取り組む「NPO法人希楽々(きらら)」を紹介します。今回は、クラブマネージャーの渡辺優子(わたなべゆうこ)さんにお話を伺いました。

※総合型地域スポーツクラブとは…人々が身近な地域でスポーツに親しむ事のできる新しいタイプのスポーツクラブで、(1)子どもから高齢者まで(2)様々なスポーツを愛好する人々が(3)初心者からトップレベルまでそれぞれの志向に合わせて参加できる、という特徴を持ち、地域住民により自主的・主体的に運営されるスポーツクラブをいいます。(文部科学省ホームページより引用)

「希楽々」の成り立ち

 平成15年に神林総合スポーツクラブとして「希楽々」が誕生したきっかけを教えてください。

 合併前の神林村(現在の村上市神林地区)が文科省のモデル事業に手を挙げたのがもともとの始まりです。平成13年、14年と準備・啓発に取り組んで、15年にクラブが立ち上がりました。当時は総合型地域スポーツクラブについて知識はありませんでした。文科省では生涯スポーツ社会の実現、その目標として成人の週1回以上のスポーツ実施率を50%にする目標をかかげ、その具体的施策として「総合型地域スポーツクラブ」の育成が始まりました。

 私たちはこの地域でクラブを立ち上げるときに「どんな形が住民に受け入れられるのか」を考えて、住民アンケートをとりました。すると、こんなにすばらしい施設があるのに、半分以上がまったく運動していなくて体育館にも来たことがないという人でした。また、アンケートの文章回答に、「楽しいスポーツ」「下手でもできる」「小さな子供がいてもできる」といったような声がたくさんありました。

 そうすると、私たちが目指していくものが競技スポーツではなくて、「楽しみ志向の、特に運動していない人たちをなんとか巻き込む空間」でないと受け入れられないと思いました。それで希楽々は、楽しみ志向の、スポーツだけではなく、運動していない人も来やすいように文化活動を取り入れたりということで始まったんです。

希楽々の理事兼クラブマネージャーとして活躍する渡辺さんの画像
希楽々の理事兼クラブマネージャーとして活躍する渡辺さん

 平成21年にNPO法人になりますが、その理由は何だったのでしょうか。

 立ち上がった時から、法人化というのは目標としてありました。でも私たちのクラブは、ある時は参加者だけれども、ある時はつくる側になるという「参画意識」をすごく大事にしているんです。つまり、「人づくり」をすごく大事にしていて、法人化についてもみんなで合意をして、ちょうどいいタイミングにしようという中期計画がありました。

 また、法人化はこのクラブが続くための一つの条件かなとも思っていました。耳慣れない総合型スポーツクラブという扱いではなく、みんなから信頼をしてもらいたいという理由がありました。それと、これからいろんな人を雇用するときに、もう少し雇用条件の整備が必要というのもありました。勉強会を繰り返し、みんなで「その時期だね」っていうのが平成21年でした。

「希楽々」のスタッフ

 「希楽々」のホームページには様々な部会・組織が掲載されていますが、実際どのような方が関わっているのですか。

真向法(まっこうほう)教室の様子。真向法は畳一枚のスペースでできる健康体操の画像
真向法(まっこうほう)教室の様子。真向法は畳一枚のスペースでできる健康体操。

 職員は8名ですが、ボランティアスタッフが30名くらいいます。今やっているのは多角経営というか多角運営で、この人の得意分野はこの人にという形でいろんなことをやっています。
 そうすることで、企画する人は自分ががんばって企画したものにたくさん人が来てくれて、どんどんモチベーションが上がり、周囲も参加者もこれをやるにはこの人が必要だというのを感じてもらえて、参加する人も企画する人もみんながいい!ってなれるんです。

 理事も事業によってはスタッフとなって企画から運営までやっています。実は毎月出している「きらら通信」という広報誌も事務局やスタッフが当番制でつくっているんです。

 スタッフについてもそうですが、たぶんどの団体も会員を増やそうというのが課題になっていると思います。その点についてはどうですか。

 「会員を増やすにはどうしたらいいか」というのが課題としてよく出てきますが、私はまず関心を持ってもらうにはどうしたらいいか考えます。

 私は建築士なので、このクラブをよく家に例えます。家があって、ここに来なさいっていきなり言っても何があるかわからないのに、住人つまり会員にはなれないですよね。なので、まずはドアを開けてのぞいてもらうところからだと思うんです。会員でなくてもいいので、関心を持ってもらえるようにキャッチコピーや事業内容を考えたりします。そして参加して、「あー楽しいな」「続けたいな」って思ったらたぶん会員になってくれるのだと思います。
 関心、会員、そのつぎが参画なんです。その三段階で私たちはやっています。

 ちなみに企画が失敗して、人が来なかったというのもあるわけですか。

 あります。企画段階でこれはもしかしたら無理じゃないかなっていうのもあります。
 でもこの人がこう思って企画したのなら、まずやってみて、失敗する経験も必要だと思っています。失敗する権利を奪ってしまうとそこまでです。失敗することで何が悪かったとか、次はどうしようとか考えてもらう。そういう事をすごく大切にしています。

スポーツクラブだけどスポーツにこだわらない理由、今後の展望

 人集めもそうですが、スポーツ以外の部分での働きかけもうまくいっていたのですか。

 そうですね。私たちは最初からスポーツだけにとらわれていませんでした。名前こそスポーツクラブですけれども、手段はスポーツでも文化でも遊びでもっていう主旨で最初からやってきているので、自然に楽しいところに人が集まってきて、お手伝いしたくなるそれが魅力で、総合型ってこれだなって私は思いました。

 でも結局、全部「人」です。本当にいろんな人が関わってくださっているので、人に支えられているっていうかその何者でもないですね。人のひとつひとつの支えで出来てきたと思います。

 法人化したときに「総合型スポーツクラブ」をとって「NPO法人希楽々」にした理由もそこで、スポーツだけじゃなくて私たちはこれからまちづくりをしていくし、今言われている新しい公共に当然これからいろんな形でやっていきたいというのもあるんです。

 「希楽々」は将来的にどんな方向性をもっていくんでしょうか。

 一番はさっき言ったように多角運営をしたい。残念ながら今はスポーツの分野とか、福祉がようやく少しという状況ですけれども、観光とか生涯学習など、とにかくいろんな人たちと協働しながら、最終的にはこの地域になくてはならない存在になりたいなと思います。

 そういう分野をこれから少しずつ仕掛けて、提案していって、いろんな部屋を増築していきたいと思います。そのためにも各クラブ間や他団体との、得意分野はお互いに活用し、できないものは借りればいいという考え方です。イメージとしては家の中にはいろんな住人がいて、さらにその家と家が渡り廊下でつなげて、自分の家だけじゃなくて隣にも気軽に行けるようになるっていう形です。

活動拠点の神林総合体育館(通称パルパーク)の画像
活動拠点の神林総合体育館(通称パルパーク)

 これからどんどん増えても、みんな同じ夢を持っていたいなと思います。目指す部分がこれだね!っていうのを共有して持っていれば夢に近づくことができると思うから。

 また、総合型スポーツクラブには全国会議もあって、実はその全国会議も誘致を立候補しています。それをここに持ってくることで、観光や様々な分野の方と「希楽々」が関われるきっかけになればいいなっていうのがあって。やっぱりこれからはネットワークだなあと思っています。
(平成23年11月14日 聞き手:企画振興部 増田、三浦)

「NPO法人 希楽々」からのお知らせ

 「NPO法人 希楽々」では、この冬も様々なセミナーやイベントを予定しています。寒い冬は体を動かしてあったまりませんか?平成23年度の年会費も割引中です。詳細は下記PDFをご覧下さい。

【チラシ】この冬は希楽々でぽっかぽかに温まろう[PDFファイル/1.55MB]

「NPO法人 希楽々」の概要

  • 名称 特定非営利活動法人 希楽々
  • 代表 理事長 渡辺 優子
  • 住所 新潟県村上市九日市501番地 神林総合体育館内
  • 電話番号 Tel 0254-66-8119
     Fax 0254-66-8112
  • 設立年月日 平成15年5月18日「かみはやし総合スポーツクラブ 希楽々」設立
     平成21年4月28日「NPO法人 希楽々」設立
  • ホームページ 希楽々(きらら)|新潟県村上市の総合型地域スポーツクラブ<外部リンク>

希楽々スタッフのみなさんの画像
希楽々スタッフのみなさん

 

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ