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【南魚沼】六日町中学校で職業体験(土木のお仕事)を行いました。(12月7日実施)
12月7日(火曜日)、南魚沼市立六日町中学校で2年生107名を対象に「職業体験(土木のお仕事)」を実施しました。
六日町中学校では、2年時に様々な職業を現地体験できる「職場体験学習」を行っていますが、今年はコロナ禍のため現地体験がとりやめになり、代わりに職業人の生の声を聞ける場として、今回、「土木のお仕事」をテーマに講義を行うことになったものです。
講義は、土木に関わる団体(新潟県、新潟県建設業協会、測量設計業協会)が協働して説明を行いました。
職業体験は2コマの2部構成となっており、5限で「座学」、6限は「段ボール橋製作」を行いました。
座学では、県が「土木のお仕事」の概要説明を行ったあと、各団体(測量設計業協会、新潟県建設業協会)が日頃の仕事についてスライドで説明をしたり、実際に機械を見せたり順次土木に対する説明を行いました。
また、段ボール橋製作の様子は、持ち時間の限られた中で生徒さん達が悪戦苦闘しながら最後まで取り組みました。あらかじめチーム分けされた各班の共同作業は、はじめのうちはどの班もどのようにしてよいかわからなく戸惑っているようでしたが、製作時間のタイムアップ前の数分間は、チームの皆が声を出し積極的に協力しようとする姿勢がうかがえチームワークは最高潮でした。
今回生まれた段ボール橋の数々作品にも、構造的に合理的(軽く強度のある)な優秀作品がありました。中には、奇抜なアイディアで、思いもよらない構造の作品もありました。段ボール橋製作の感想には、「みんなで話し合って作るのが楽しかった。」や「また段ボール橋を作りたい。」と土木に興味が芽生えた人もいたようです。
アンケートの結果、多くの生徒さんが「土木」に関心を持っていただけたことがわかりました。生徒さんからは、「土木の仕事はやりがいのある地域に誇れる大切な仕事だと思った。」や「測量器械を実際に起動させてみたり、ダンボールで橋をつくってみたりすることでとても楽しかった。」などの感想も寄せられました。
最後に、今回の職業体験「土木のお仕事」を通じて、六日町中学校の生徒の皆さんが「土木」のことを考えるきっかけになればうれしいです。
【第1部 座学の様子】
開会の様子
土木のお仕事の概要説明の様子
測量設計業協会の説明の様子
建設業協会の説明の様子
段ボール橋製作の説明の様子
測量機器に関心をもつ生徒達1
測量機器に関心を持つ生徒達2
【第2部 段ボール橋製作実習】
作戦会議の様子
製作タイムの様子
重し載せの様子
閉会の様子
生徒から挨拶