ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

認知症とは

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051158 更新日:2021年7月9日更新

認知症対策・権利擁護に戻る

認知症は誰もがなる可能性があります

認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったりして、脳の司令塔の働きに不都合が生じ、様々な障害が起こり、生活する上で支障がおよそ6か月以上継続している状態をいいます。高齢者の4人に1人が認知症の人又はその予備軍と言われていることからも誰でもなり得る病気と言えます。
厚生労働省の推計では、2012年(平成24年)には認知症高齢者が462万人(高齢者の約7人に1人)、2025年(令和7年)には約730万人(高齢者の約5人に1人)と見込まれています。

認知症の主な症状

記憶障害

 認知症の中心的な症状は「記憶障害(記憶力の低下)」です。しかし年を重ねた単なるもの忘れとは違い、単なるもの忘れは体験の一部を忘れるのに対して、認知症では体験のすべてを忘れます。
 食事を例にとると、食べたメニューを忘れるのではなく、食べたこと自体を忘れてしまうのです。年相応のもの忘れは自覚があり、別の機会にひょっこり思い出せますが、認知症のもの忘れは、自覚がなく思い出せない部分に作り話が加わります。

見当識障害

今の時間や今いる場所がわからなくなります。いつも通り慣れた道でもそこがどこなのかわからなくなったり、とうてい歩いて行けないような場所へ歩いてでかけようとします。

理解・判断力の低下

考えるスピードが遅くなり、二つ以上のことが重なるとうまく処理できなくなります。また、道具の使い方や服の着方がわからなくなるなどの症状が見られます。

実行機能障害

計画を立てたり、手順をふんだ作業ができなくなったり、日常生活がうまく進まなくなります。

「認知症かな?」と感じたら ~認知症に関する相談先~

認知症は早期発見、早期診断、早期対応が重要です。認知症の中には、他の病気が原因で症状が現れている場合もあり、その病気を治療することで、認知症の症状が改善されたり、治すことができます。また、アルツハイマー型認知症や脳血管性などの認知症は治すことはできませんが、早期から治療を受ければ、服薬などで認知症の悪化を防いだり、進行を遅らせることが可能です。認知症かな?と感じたら、早めにお住まいの地域包括支援センターやもの忘れ相談医等に相談しましょう。

県内市町村の認知症施策について

県内各市町村では自地域の特性や特色を活かし、様々な認知症に関連した事業が実施されています。

その各市町村が取り組んでいる事業内容について次のホームページで紹介していますので御覧ください。

各市町村の取組紹介ホームページはここをクリック!

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ