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新潟リハビリテーション大学において「拉致問題啓発セミナー」を実施しました(令和2年10月27日)
新潟県では、北朝鮮による拉致問題に対する若年層の理解促進を図ることを目的に、拉致問題を人権問題並びに国際問題として考える契機となるよう、「拉致問題啓発セミナー」を実施しています。
令和2年10月27日に曽我ひとみさんの講話及び講師と学生との対話等を内容とするセミナーを新潟リハビリテーション大学において開催しました。
曽我ひとみさんは講話で、北朝鮮に拉致された時の様子や心境、そして北朝鮮での暮らしの様子、ご高齢になられているお母様(曽我ミヨシさん)を心配する想いなどを中心に、また、理学療法士や作業療法士を目指す学生さんの身近な話題である北朝鮮の病院や医療現場の様子などを交えてお話しされました。
講話後、学生からは家族のことや現地での暮らしなどさまざまな質問が寄せられ、曽我さんは一つ一つ丁寧に答えられていました。
学生からは、曽我さんから直接話を聞き、拉致問題への関心が高まり、解決のために自分のできることに参加していきたい、自分事のように考える良い機会となったなどの感想が寄せられました。
プログラム
主催 新潟県
共催 新潟リハビリテーション大学
参加者 新潟リハビリテーション大学 医療学部リハビリテーション学科1年生 約70名
日時 令和2年10月27日(火曜日) 13時30分~15時00分
会場 新潟リハビリテーション大学 B棟2階 大教室 (村上市上の山2-16)
内容 (1)拉致問題に関する概要説明、県の取組説明
新潟県知事政策局国際課拉致問題調整室長
(2)曽我ひとみさんによる講話
(3) 学生からの発表、講師への質問等
※ 拉致問題啓発アニメ「めぐみ」視聴等の事前学習を実施