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明倫短期大学において「拉致問題啓発セミナー」を実施しました(令和2年9月7日)
新潟県では、北朝鮮による拉致問題に対する若年層の理解促進を図ることを目的に、拉致問題を人権問題並びに国際問題として考える契機となるよう、「拉致問題啓発セミナー」を実施しています。
令和2年9月7に曽我ひとみさんの講話及びアニメ「めぐみ」の上映を内容とするセミナーを明倫短期大学において開催しました。
曽我ひとみさんは講話の冒頭、6月5日にお亡くなりになった横田めぐみさんの父、滋さんへの哀悼のお気持ちや思い出についてお話されました。
そして、講話では北朝鮮に拉致された時の様子や心境、北朝鮮での暮らしの様子、お母様(曽我ミヨシさん)への想いを中心に、また歯科医療を学ぶ学生の身近な話題である北朝鮮での歯科治療での経験なども交えお話しされました。
セミナー修了後には拉致被害者の救出を求める署名が行われ、曽我さんと学生との対話する場面も多くありました。
学生からは、曽我さんから直接話を聞き、拉致問題についての身近な問題として考えるきっかけとなった、自分たち世代が拉致問題を受け継いで行くことが大切だと思ったなどの感想が寄せられました。
プログラム
・主催 新潟県
・共催 明倫短期大学
・参加者 明倫短期大学歯科技工士学科及び歯科衛生士学科 1年生 約60名
・日時 令和2年9月7日(月曜日) 13時10分~14時45分
・会場 明倫短期大学 6号館 4階 第4・5講堂 (新潟市西区真砂3-16-10)
・内容 (1)拉致問題に関する概要説明、県の取組説明
新潟県知事政策局国際課拉致問題調整室長
(2)拉致問題啓発アニメ「めぐみ」上映
(3)曽我ひとみさんによる講話
(4) 講師への質問等