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上越教育大学において「拉致問題啓発セミナー」(連続セミナー)を開催しました(令和4年7月~令和5年2月)
○ 上越教育大学(連続セミナー 令和4年7月8日~令和5年2月14日)
新潟県では、北朝鮮による拉致問題に対する若年層の理解促進を図ることを目的に、「拉致問題啓発セミナー」を開催しています。
令和4年7月から令和5年2月にかけて、上越教育大学と県とで協力し、啓発セミナー経験教員による授業参観、県による概要説明等、佐渡での現地調査(曽我ひとみさんの講話・懇談、拉致現場視察等)、授業づくり、授業実践並びに成果報告会を連続セミナーとして開催しました。
特に佐渡での現地調査では、参加した学生の皆さんが、曽我さん母娘の拉致現場視察、曽我ひとみさんによる講話や懇談のほか、曽我さん母娘の支援団体の方々と救出運動のシンボルであるブルーリボン作りも体験し、拉致問題への理解をより深められました。
プログラム
・主 催:新潟県
・共 催:上越教育大学
・参 加 者:上越教育大学 学生、小学校教員(過去の啓発セミナー参加者)、大学教職員
・実施時期:令和4年7月8日~令和5年2月14日
・内 容:1 啓発セミナー経験教員による授業参観
2 県による概要説明等
3 佐渡での現地調査(曽我ひとみさんの講話・懇談、拉致現場視察等)
4 授業づくり、授業実践
5 成果報告会
※内容の詳細は、以下のとおり
1 啓発セミナー経験教員による授業参観
実施日:令和4年7月8日 9時30分~10時15分
会 場:上越市立春日新田小学校
内 容:学校現場において、拉致問題を子供たちにどうのように伝えているかを
学ぶ機会として、令和元年度に実施した啓発セミナーに参加した学生で、
現在、教員をしている方の授業を参観する。
参加者:総勢7人(学部生4人、大学院生1人、教員1人、
過去の啓発セミナー参加者(現職の小学校教員)1人)
2 県による概要説明等
実施日:令和4年8月9日 9時00分~12時00分
会 場:上越教育大学 教室
内 容:○ 県の人権問題の概要説明(20分程度)
講 師:県福祉保健部福祉保健総務課人権啓発室長
○ 拉致問題の概要の説明(30分程度)
講師:県知事政策局国際課拉致問題調整室長
〇 映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」の上映
参加者:総勢9人(学部生5人、大学院生1人、教職員3人)
3 佐渡での現地調査(曽我ひとみさんの講話・懇談、拉致現場視察等)
時 期:令和4年9月5日~6日 1泊2日
内 容:拉致現場視察(曽我ミヨシさん・ひとみさん拉致現場視察)
曽我ひとみさんの講話・懇談
ブルーリボン作り体験等(拉致被害者支援者との交流)
参加者:総勢11人(学部生5人、大学院生4人、教職員2人)
4 授業づくり、授業実践
時 期:令和4年11月28日 13時40分~14時25分(Aグループ)
令和4年12月12日 13時40分~14時25分(Bグループ)他
会 場:上越市立直江津小学校(上越市住吉町3-5)
内 容:2グループに分かれて、9月から授業づくりを進めてきた内容を基に
実際に拉致問題に関する授業を実施する。
参加者:総勢11人(学部生6人、大学院生4人、教員1人)
5 成果報告会
日 時:令和5年2月14日 13時00分~14時30分
会 場:上越教育大学 大会議室
内 容:学長挨拶
2グループから指導案作成及び授業実践報告(20分×2チーム)
質疑応答
曽我ひとみさんからの講評(オンライン)
新潟県国際課拉致問題調整室より挨拶
参加者:総勢14人(学部生5人、大学院生3人、教職員6人)